儲けた利益の税金がすべてゼロになるのがNISA口座。2014年に個人投資家はいったいどんな株や投資信託を買ったのか。銘柄ランキングを公開するとともに、10万円しかなくても100万円の枠を使い倒して税金ゼロを享受する方法を紹介!

資産が多い人はハイリスク商品だけで勝負、
10万円しかない人は10万円株を10回売買で!

 今回は現在好評発売中のダイヤモンド・ザイ2月号の特集「2015年の儲け方&NISAワザ」の中から抜粋して、NISAの勝ち方について紹介しよう。

 まずは、NISA口座で実際に買われた株や投資信託のランキングを見てみよう。

順位 銘柄名 最低
投資額
優待 タイプ 判断 株価
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1位 みずほフィナンシャル
G(8411)
2万円 国内貸出は政府向けを除き横ばい。配当性向3割を約束し、高配当利回りが株価を下支えする。
2位 武田薬品工業(4502) 50万円 クローン病治療薬が好発進。3.5%超の配当利回りが株価を下支えする。
3位 イオン(8267) 12万円 スーパーの不振は続くが、消費税増税延期の追い風も。優待は長期保有でギフトカードの贈呈。
4位 キヤノン(7751) 39万円 カメラや事務機の消耗品もさえず、第3Qは2割減益。配当維持なら下値限定も、上値も小さい。
5位 三菱UFJフィナンシャルG(8306) 7万円 07年以来2度目の自社株買いを実施し、2円の増配も発表。ROE8%以上を強い目標に。
6位 トヨタ自動車(7203) 77万円 業績は絶好調で、依然、為替が105円前提で保守的。来期も着実に増益基調の見込み。
7位 ANAホール
ディングス(9202)
30万円 人気の優待株の一つ。国内線も値上げが浸透。ただ再建後のJALの利益体質には及ばず中立。
8位 三井物産(8031) 16万円 配当利回り4%でPBR0.6倍台と株価指標が割安。自社株買いの積極化も期待できる。
9位 ソフトバンク(9984) 78万円 大型だが値動きが激しい。インドのE Cサイト「Snapdeal」に6億ドルを投資。
10位 三菱商事(8058) 22万円 原料炭などの資源に強みがあり、機械、化学品、食品などの基盤も厚い。年間配当は70円。
11位 NTTドコモ(9437) 18万円 通期業績を下方修正。自社株買いと増配の発表や、今後のコスト削減策で株価は横ばい。
12位 住友商事(8053) 13万円 高配当株だがシェールオイルなどで多額の減損損失を計上して、株価は急落。上値は重い。
13位 ガンホー・オンライン・
エンターテイメント(3765)
4万円 「パズドラ」に依存。PERは8倍台と割安だが、これまでの成長が維持できるかがポイント。
14位 三井住友フィナンシャルG(8316) 45万円 株価は横ばいで、TOPIXの上昇に比べて相対的な出遅れ感がある。外国人保有比率が高い。
15位 日本マクドナルドHD(2702) 27万円 中国の期限切れ鶏肉問題で下方修正で、上場来初の経常赤字に転落。優待人気で株価は下支えか。
16位 ホンダ(7267) 37万円 度重なるリコールやタカタ問題がブランド価値を毀損しつつあるが、来期の新車投入に期待。
※2014年1〜10月のデータ。カブドットコム証券、マネックス証券、楽天証券、SBI証券のランキングから編集部が作成。

 表は主なネット証券のNISA口座で買われた株のランキングだ。上位には、みずほフィナンシャルG(8411)や武田薬品工業(4502)など高配当株の王道銘柄がずらりと並んでいる。なんと、16銘柄中10銘柄の配当利回りは2%後半以上の高利回りだ。

 高配当株以外ではイオン(8267)やANAホールディングス(9202)、日本マクドナルド(2702)などの人気優待株がランクイン。値上がり益狙いの株は、ソフトバンク(9984)やガンホーオンライン(3765)など4銘柄のみ。12位には、シェールオイル事業などで多額の減損損失を計上して株価が下落した住友商事(8053)も。高配当で底堅いと考えていた投資家には大打撃となったはずだ。

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