アジア杯へ合宿スタート、練習後のアギーレ監督コメント

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 日本代表は29日、来年1月にオーストラリアで開催されるアジア杯に向け、千葉県内で合宿をスタートさせた。

以下、練習後のアギーレ監督コメント

ハビエル・アギーレ監督

―八百長疑惑に関して選手に直接説明したということだが?

「この前の会見で話したこととまったく一緒だ。会見で話したことを繰り返した」

―選手から質問などはあったか?

「特になかった。何か質問があればと問いかけたが、特に質問はなかった」

―これまでは選手にも不安があったのではないかと思われるが?

「この前の会見で話したことを直接選手に言うことができた。選手は落ち着いて聞いていた。『このミーティングが終わったら、サッカーだけに集中していこう』と話した」

―国内合宿で確認したいことは?

「選手のフィジカルコンディションを把握したい。バラバラのタイミングでリーグ戦が終わっているし、(吉田)麻也のようにまだプレーしている選手もいる。明日、明後日で選手のコンディションを把握したい」

―内田が不参加となったが?

「チームに多くのものをもたらしてくれる選手なので残念だが、選手の健康を考えれば、こうせざるを得なかった。代表のドクターからも、シャルケのドクターからも、休養を与えたほうがいいという助言を受けたので、選手にとって一番いい選択をした」

―これだけ長期間の合宿は初めてになるが?

「まずフィジカルコンディションが重要になるので、全員が同じコンディション、良いコンディションになるように持っていかないといけない。2つ3つの違った戦い方をしたいと思っている。コンディションが良くなれば、メンバーも決まってくるだろう。それぞれのポジションで守備と攻撃、両方のトレーニングをしたい」

―チームとしてアジア杯に集中していくために気を付けることは?

「今日、選手と話して、『このミーティングが終わればサッカーだけの話をしよう』と伝えた。練習して、食事をして、また練習をして。サッカーだけを行っていくことになる」

―あらためてアジア杯への意気込みを。

「私は日本に来てから、たくさんの試合を視察し、選手を見てきた。ベストな23人を連れてきた。23人には『タイトルを守りに行こう』と話した。準備の時間もあるし、タイトルを守るだけの十分な力がある。楽なことではないが、それができると思っている。相手には敬意を払うが、すべての相手に勝ちたい」

―実際に選手の動きを見て現時点のコンディションはどうだったか?

「試合から20日離れている選手もいるし、先週までヨーロッパの大会に参加していた選手もいる。明日、明後日でしっかりコンディションをチェックして、全員が同じコンディションになるように準備したい」

―いつまでに全員を良いコンディションに持っていきたいか?

「練習試合を行う日(1月4日)には全員が良いコンディションになっていることを願う。23人が戦えるチームとなり、そのころには今とまったく違う気候にも慣れていると思う」

―大会に入れば、いろんな国のメディアから八百長疑惑に関する質問を受けるかもしれないが?

「どうなるかは行ってみないと分からないが、私に隠すことは何もない。アジア杯で優勝することが目標。メディアの方々の仕事も尊重するが、私は優勝に向かって、そこに集中したい」

―内田に代わって右サイドバックではない植田を招集した意図は?

「3バックというオプションもある。昌子も塩谷も植田も右サイドバックができる。(吉田)麻也もサウサンプトンでは右サイドバックでプレーしていた。たくさんのオプションがある。3バックのことも考えている。4-3-3ではなく、3-4-3でスタートすることも考えられる」

―開幕までにやることが多そうだが?

「大会が始まってからもさらにコンディションを上げることを考えている。試合でプレーすることで良くなることもある。ピッチでの練習だけでなく、映像を見せることも考えられる。気候やピッチは言い訳にならない。あらゆる形で準備したい」

(取材・文 西山紘平)