バロが再び戻ってくる。リヴァプールFWマリオ・バロテッリは再びマーケットの中心に戻ってきた。2年前のように、1月の市場で注目株となる可能性は真剣に存在する。

この数日、バロテッリは直接、あるいは信頼する人を通じて、まだ親交のあるインテルのディレクターや関係者に連絡を取っている。彼は、喜んでインテルに戻ると言ったのだ。リヴァプールでうまくいっていないのは明らかだからである。プレミアリーグ10試合でノーゴール、チャンピオンズリーグでは3試合出場でルドゴレツ戦での1得点のみ。あとはリーグカップのスウォンジー・シティ戦での1ゴールだけだ。

あとは、クリスマスにリヴァプールのブレンダン・ロジャース監督が「チームが彼のことをベンチから途中出場する選手として必要とするなら、マリオはそれに慣れなければいけない」と発言(その後否定)したことがすべてだ。今は12月末。どんな発言もマーケットに関するメッセージとなる。リヴァプールはマリオに関して動き続けている。

一方で、インテルのロベルト・マンチーニ監督は24日の『Gazzetta』のインタビューで、これまでと大きく異なるトーンを用いている。「遅かれ早かれ、バロテッリを再び欲しがるか?」との質問に対し、マンチーニ監督はこう答えたのだ。「以前のように強く戻ってくるなら、イエスだ。そうであれば、欲しくない者などいるだろうか? すべては彼次第だ」

バロテッリとマンチーニ監督は、マンチェスター・シティ時代に練習中にケンカし、突き飛ばすなどしたが、今でも彼らはつながっているのである。

なお、インテルは極秘裏にミラノでラッサナ・ディアラのメディカルチェックを済ませている。幹部たちともすでに会った。ロコモティフ・モスクワとの金銭面での問題が解決したら、すぐに彼はインテルでの新たな冒険へと向かうだろう。ディアラが気に入られているのは、そのユーティリティ性だ。アンカーとしても、中盤としても、また右サイドバックとしても起用できる。