老化防止は「合わせ技」で

 この連載も今回が最終回になります。1年間、ご愛読ありがとうございました。今回はこれまでの内容に若干の補足をしつつ「男のアンチエイジング」の要点をまとめてみたいと思います。

 男性も30代後半から40代、50代と年齢を重ねると、老化を意識せざるをえなくなります。容姿や動き、知力、体力、はたまた精力等で衰えを感じてくるものです。老化を止めることは難しいですが、少しでも若く元気でいられるよう老化スピードを遅くしようとするのがアンチエイジングです。

 不老長寿は誰しもの夢ですが、残念ながら妙薬はありません。老化を防止するにも、1本勝ちを狙うのではなく、さまざまな老化防止の合わせ技で戦うことになります。

 老化を促進する因子として、最近注目を集めるのが「糖化」です。「糖化」とは体内の余分な糖分が蛋白質と結び付く反応です。糖が蛋白質と結び付くとAGE(最終糖化産物)が発生します。このAGEが体内でたまると臓器や血管、皮膚、骨などを劣化させ、もろくします。動脈硬化、皮膚のたるみ、骨粗鬆症、白内障、アルツハイマー等、様々な症状と関係があるといわれています

 糖化は食後、血液中に余分な糖分があふれている状態で起きやすくなります。食後1時間後の血糖値が150を超えていたら注意信号、200を超えたら危険信号(糖尿病の可能性もあります)。食後血糖値は医療施設で測ってもらえますし、最近は比較的安価な家庭用血糖計も出ていますのでそれを利用するのもいいでしょう。

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