【動画】B級どころかZ級も! テンポよい直球表現のゆっくり“クソ映画”レビューが大人気

写真拡大

名作から迷作まで。低予算・短スケジュールで作られ、完成したフィルムのクオリティは子供の学芸会レベルだったりもして、映画と認めて良いのか苦悶することさえある「B級映画」と呼ばれる作品群。

ニコ動「“クソ映画”レビュー」の動画を見る

「トレマーズ」や「スターシップ・トゥルーパーズ」のように、高い評価を得て予算倍増&シリーズ化される作品もありますが、そんな作品はごく一部。世の中にはパクリ、オマージュ、名作ごちゃ混ぜなんでも来いと言わんばかりのクレイジーなフィルムが、数えきれないほど存在しています。

そんな「B級映画」のなかから際立った1本を選び、小気味良いテンポで簡潔かつストレートな表現で紹介する映画レビュー動画シリーズが、ニコニコ動画で人気を集めています。

■せめて1つでも多く良いところを挙げようとするクソ映画愛

話題の動画はniconicoユーザー・知的風ハットさんが投稿している「ゆっくりクソ映画レビュー」シリーズ。

投稿者・知的風ハットさんが実際に見た「B級映画」に対するの素直な感想を届けようという趣旨で作られており、可能な限り作品の魅力を届けようとする気持ちが伝わってくる動画となっています。気持ちは伝わってきます。

これまでに紹介されたフィルムは17作品。「メタルマン」「尻怪獣アスラ」「ゴーレム」「アナザー」など、対象とする作品は洋画・邦画を問わないスタンスのようで、名作をオススメする「ゆっくり名作映画レビュー」、サメ映画をフィーチャーした「ゆっくりサメ映画レビュー」というバリエーションシリーズも投稿されています。

■簡潔かつ的確な言い回し

動画の構成は、まず冒頭で簡単な作品紹介、中盤は映像の一部を見ながらストーリー展開を紹介&解説、そして最後に投稿者の感想&まとめでしめるという流れ。音声はフリーソフト「softalk」を使うという、ニコニコ動画ではオーソドックスなスタイルの動画です。

ではこのシリーズの“面白さ”はどこにあるのか。それはあらゆる状況・展開に対してもバッサリと斬り伏せるような投稿者・知的風ハットさんの歯に衣着せぬ「素直すぎる感想」、そして主に動画冒頭か最後に使われる独特な言い回しで伝えられる「まとめ表現」のふたつにあると思われます。

たとえば映画「メタルマン」では「アイアンマンが酔って吐いたゲロに宇宙刑事ギャバンとショッカーライダーの糞尿を混ぜ合わせて錬成したクソ映画界のミュータントタートルズ」というまとめ表現が披露されました。正直に言えば、筆者には他映画作品を絡めすぎて、もはや何を伝えたいのかわかりませんでしたが、動画をひと通り見終えたあとには“だいたい合ってる”と感じさせられました。

「クソ映画」であることを前提にしていますが、基本的に悪意を持ってバカにするような動画ではなく、動画を見たあとにはなぜか「この作品を実際に見てみたい」と思わせる動画に仕上げられています。所々でジョークを挟むこともありますが、ちょっとした豆知識や関連情報なども組み込まれており、「B級映画」というジャンルが好きな人だけでなく、何か映画を見たいと思ったときの参考にしてみるのもアリでしょう。

年末年始の休暇にB級映画はいかがですか?