都のプロジェクトで格安住宅建設

【ライブドア・ニュース 28日 東京】 − 石原慎太郎東京都知事は28日、定例記者会見の冒頭発言で、「東村山市本町地区プロジェクト」について説明した。同プロジェクトは、東京都が選定した業者で共同会社を作り、戸建の住宅を格安で提供しようというもの。

 共同会社は今年5月に発足させ、8月に宅地造成に着工、2006年8月から土地面積50坪、床面積40坪程度の住宅を約100戸、東村山駅から徒歩10分ほどの都営住宅跡地に建設するという。都知事は「市場価格より3割強安い高品質な住宅を提供していきたい」と語った。

 記者とのやり取りは以下のとおり。

 埼玉県の上田清司知事が、今月25日の記者会見で、了解を得ないまま石原都知事を全国知事会の次期会長に推すための署名活動を行うと表明した件については、都知事は「それは勝手連的な動きだからね。国と声高に正面きってけんかするという仕事ならやるが…」

 現会長の梶原拓岐阜県知事の、「(後任には)国にものを言う前に地方を一つにまとめる、六団体との連携を図れる人。市町村優先でやれる人がいい」という発言には、「市町村とのかかわりかたが東京都と地方では違う」

 昨年スタートした「ホームレス地域生活増進事業」で、今年1月1日までに、460人ほどいた戸山公園・新宿中央公園のホームレスのうち293人が、民間などから安く提供されるアパートに移り、2月中旬までには370人ほどが移ることに対しては、「ぼつぼつということだ。本当は全員移って欲しいがね」

 日本国籍のない者への管理職昇任試験の受験拒否を違憲として、都の保健師で在日韓国人2世の鄭香均(チョン・ヒャンギュン)さんが都を訴えていた裁判で、今月26日最高裁が下した「日本国籍がない者への昇任試験受験拒否は合憲」という判断については、判決当日に「東京都のこれまでの判断を認める内容だ」とコメントしており、この日も「至極妥当だと思う」とした。【了】

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ライブドア・ニュース 比嘉杏里記者