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自分ではなかなか気づかない「自分の臭い」。

知らず知らずのうちに周りに迷惑をかけてしまっているかもしれないのに、自分では気づきにくいため、対策が遅れがち。

最近では「スメルハラスメント」、略して「スメハラ」なんて言葉も。臭いの原因となる本人がしっかり自覚を持って対処するべきという風潮もあります。

タバコや食事のあとは歯を磨く、消臭スプレーをつかう、耳の裏をよく洗う、香水を使う……など、対策は様々なですが、正しい知識を持たなければ、せっかくの対策も効果なし。

実はこの「体臭」には、間違った知識が多いようなんです。

 

■「加齢臭は耳の裏」はウソ! 8割以上が誤認

株式会社マンダムは、職場や家庭における男性の体臭問題の解決のため約12,000人の男女を対象に「においケア検定」を実施。臭いに関するいろんな問題を出題し、回答してもらった結果、多くの人が「誤認」していることが分かりました。

 

(1)加齢臭は「耳の裏から」ではなく「胸の中央や背中」から!

まず、もっとも正解率が低かった(つまり誤認していた)のは「加齢臭は耳の裏から」。答えは胸の中央や背中だそうです。なんと81%もの人が「耳の裏」と答えたそうです。

 

(2)「日本人は体臭が薄い」は嘘

こちらも誤認のようです。日本人男性でも入浴後24時間経つと95%の人が臭いということがマンダムの研究でわかっています。それも結構強いのだそう。実際には入浴後6時間くらいから、臭いの原因菌が増殖し始めるそうですよ。

 

(3)30代〜40代の臭いは「ミドル脂臭」

また、「加齢臭」として勘違いされていた「耳の裏」や「頭」の臭いは正確には「ミドル脂臭」であり、一般的に「加齢臭」は50代・60代で本格的に臭うようになるのだとか。ただ、この「ミドル脂臭」は男性が気づきにくく女性が気づきやすいとても厄介な臭いなのだそうですよ!

 

■マンダムでは「においケア検定 Vol.2」がスタート

どうですか? 驚いたという方も多かったのではないでしょうか。マンダムでは今回の回答結果から「臭いに関する知識はまだ不十分」と判断し、「においケア検定 Vol.2」を実施するそうですよ。

職場やパートナーの臭いが気になる人は、その対策のためにも一度チャレンジしてみはいかがでしょう?