Uberは信頼を取り戻せるのか:バイオメトリクス等を使って運転手を選別へ

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配車サーヴィスを手がけるUber社が、運転手による女性客レイプ事件などがあったことを受け、嘘発見器や声紋認証、バイオメトリクスを用いて運転手を選別する実験を開始した。

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Uber社が、嘘発見機やバイオメトリクス、声紋認証などを使って運転手を選別する実験を行っている。

Uber社の安全担当責任者に就任したフィリップ・カルデナスは12月17日(米国時間)、安全性の向上は同社が「絶え間なく追求」すべきものだと述べた。カルデナス氏はかつてAirbnb社に在籍し、宿泊場所の借り手と貸し手がより安全にサーヴィスを利用できるようにすることを目指したプロジェクトに取り組んでいた。

Uber社の配車サーヴィスは数カ月前から、運転手の信頼性に関する論争を引き起こしており、最近では、インドで運転手が女性客をレイプ(日本語版記事)したとする事件まで起きている。

カルデナス氏によれば、同社はバイオメトリクスと声紋認証を用いて「運転手を選別する能力を強化」する研究と開発をすでに始めたという。また、運転手の身元調査が難しい国では、「入手可能なデータの不足を補う」ためにポリグラフ(嘘発見機)を用いた実験も行っている。

「われわれは、運転手を選別するための新しい方法を世界中で研究しており、科学分析やテクノロジーを用いたソリューションを見つけ出そうとしている」とカルデナス氏は言う。

もっとも、カルデナス氏は、身元調査やテクノロジーによる調査をどれほど行っても「悪い行為を完全になくす」ことは不可能だと認めている。それでも、「あらゆる優れたツール」を用いて安全性を高めることは絶対に必要なのだと同氏は述べている。

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