第47回オリコン年間ランキングが発表され、音楽ソフト(シングル・アルバム・ミュージックDVD・ミュージックブルーレイ)を138.2億円売り上げた嵐が、年間売上額が最も高かったアーティストに贈られる「アーティスト別トータルセールス」を受賞した。嵐が同賞に輝くのは、2009年、2010年、2013年に続き通算4度目。それに加え、「作品別ミュージックDVD売上枚数」、「作品別ミュージックDVD売上金額」など計10部門でトップとなった。

 この快挙にメンバーの大野智は「自分たちのことに思えず驚いています」、相葉雅紀は「最後にご褒美が待っていたような感じがして光栄です」、二宮和也は「なかなかいただけるものではないと光栄に感じています」と驚きと喜びの入り交じったコメント。櫻井翔は「15年支えてくださった方々と、そして映像作品で新しく僕らに触れてくださった方々の多い1年だったということになると思います」と総括し、松本潤は「たくさんのスタッフの皆さんと、そして何よりファンの皆さんのおかげでいただけた賞だと思いますので感謝しています」と感謝の思いを口にした。

 嵐がミュージック映像部門を完全制覇した一方、年間シングル・アルバム売上枚数の両ランキングを制したのはAKB48。「シングルセールス部門」では、5月21日発売の「ラブラドール・レトリバー」が年間178.7万枚を売り上げて1位を獲得しただけでなくトップ5まで独占。「アルバムセールス部門」においても、1月22日発売の「次の足跡」が104.1万枚を売り上げ1位となっている。女性グループの年間アルバム1位は、1978年のピンク・レディー以来36年ぶり史上2組目の記録となる。

 第47回オリコン年間ランキングは、CDショップ、専門店、複合店、インターネット通販、家電量販店、コンビニエンスストアなど、音楽・映像ソフトを販売している全国約3万2,000店舗の実売データをもとにオリコンが集計したランキング(集計期間:2013/12/23付〜2014/12/15付)。(編集部・市川遥)