多様化するクラウドファンディング:「個人的な事情」で資金を集めるサーヴィスも登場

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クラウドファンディング・サイト「Indiegogo」は、自分自身や困窮している人のために資金を募れる「Indiegogo Life」を開始した。

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クラウドファンディング・サイト「Indiegogo」は、自分自身や困窮している人のために資金を募るための新たなサーヴィス「Indiegogo Life」を開始した。

Indiegogo Lifeは、緊急事態や医療費用、お祝いといったライフイヴェントのために資金を必要とする人々に、資金調達のためのシンプルなツールセットを提供する。本体であるIndiegogoに掲載される大部分のクラウドファンディング・キャンペーンと異なり、Indiegogo Lifeを使用するのに費用はかからない。

この新しいサーヴィスは、Indiegogoで3桁の成長を示している「個人的な理由」カテゴリーから派生したものだ。ライフイヴェントだけに焦点を当てた主要サーヴィスになることを目指している。

Indiegogoサイトでは、個人的な理由のためにクラウドファンディングを使用した人たちのサクセスストーリーが多数生まれている。例えば、あるカップルは、体外受精に必要な費用を調達できた。近いうちに、世界で初めてクラウドファンディングによる赤ちゃんが誕生する見通しだ。

世界初のクラウドファンディング・ベイビーの誕生を待つヘイリー夫妻は、自分たちの資金調達ページに、「数時間のうちに、これまで一度も会ったことのない人たちも含め、数百の人々からの支援が殺到した」と、書いている

また、英国のパーヴェズ夫妻は2014年はじめに、3Dプリントによる子供用矯正器具のためのキャンペーンを開始した。これは、身体障碍のある子どもたちの姿勢と運動性に、人生を一変させる改善をもたらす可能性のあるカスタムメイドの器具だ。

同夫妻によるIndiegogoキャンペーンは成功を収め、英国の身体機能回復治療に革命をもたらすという夢の実現に挑戦することが可能となった。

こうした例が証明しているように、それぞれの事情を知れば、見知らぬ人でも、信じられないほどの気前の良さを示してくれる可能性があるのだ。

また、Indiegogoはこのサーヴィスが、困った状況にある友人や家族を助けたいものの、どうしたらいいのか分からない人々にとって、優れた方法になる可能性があると指摘している。

ただし、嘘が掲載される可能性はありうる。Indiegogoでは免責のために以下の文章を掲示している。「資金提供者は、寄付を行う前に、キャンペーン・オーナーおよびキャンペーンに関して、必要だと思う程度に質問や調査を行うことに関して全責任を負う。寄付は、資金提供者の判断に基づいて任意に行われ、危険性を認識した上で行われる」。

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