大阪で開かれた「漁業就支援フェア2014 漁師の仕事!まるごとイベント」の様子

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一般社団法人「全国漁業就者確保育成センター」主催の漁業未経験者を対象にした、漁師になるための就業相談会「漁業就支援フェア2014 漁師の仕事!まるごとイベント」が2014年12月13日に大阪市内で開かれた。

高校生の漁師志願者も

新規漁業就業者の確保と育成を目的とする相談会で、現役漁師から生の情報を収集できる場だ。フェア会場には新人漁師の受け入れ意向のある漁協・漁業会社など39団体がブースを出展した。当日、開場時には行列ができ、来場者の数は約200人。30、40代男性の姿が多く見られ、なかには高校生や子連れの家族などもいた。

漁業の概要解説や漁業種類についてセミナー形式で紹介する「ガイダンスコーナー」は立ち見も出るほど盛況だった。参加者に来場目的を挙手方式で聞くと、すぐに漁師になりたい、もしくは近い将来漁師を目指したい回答した人が約7割。残りは、本日のフェアで漁業について調べた上で漁師を目指すか考えたいという。

漁業全般のわからないことや、就業・転職する上での悩みなどを専門の相談員に相談できる「総合相談ブース」では、高校卒業後の進路として漁師を考えているという親子が熱心に話を聞いていた。現役漁師らと直接面談できる出展団体ブースには、収入面や子育ての環境などについて質問する子連れの家族がいた。出展者からは漁の仕事の厳しさについてや、各地域で行われている漁業体験に参加するようにというアドバイスなどが伝えられ、来場者は「漁師の方と実際に話すことで、漠然としていた漁師についてのイメージがより明確になった」と話していた。

同イベントは12月20日、東京国際フォーラム(東京都千代田区) ホールB5でも開催される。事前の申し込みは不要で、漁業に興味のある人ならだれでも無料で参加可能。服装や入退場は自由。時間は12:30〜16:00(受付開始12:00/受付終了15:30)。ブースでの面談の結果をもとにフェア終了後、漁業研修生に採用されるケースもある。