党の顔と目される大物代議士の落選や、新党の躍進など、自公大勝で幕を閉じつつも、随所で波乱含みの展開となった総選 挙だが、そんな中、一夜明けた12月15日に放送された日本テレビ系の朝の情報番組『スッキリ!!』において、同番組でコメンテーターを務めるテリー伊藤の選挙に関する発言が、ネット上で物議を醸している。

これは前日に行われた総選挙の結果に関する解説の中で、コメンテーターの菊地幸夫弁護士が、投票率の低さについて指摘した流れの中で、テリーが「若い人が来ないっていうのは、若い人が実は賢くて、政治を端から冷めた目で見ている部分もあると思うんですよ」とコメントしたひと幕。
これについてネット上からは「本当に賢いなら「選挙行ったうえで、自分は自分」だろうに。」「はい?wwww」「(選挙に)行かなきゃ富の配分にありつけないんだが」「冷めた目で見たから何だと言うのか?」「はいはい、人と違う主張する俺かっけーwwwっていう話だわな」「行かなかったやつの意見は無視されてるだけ」「選挙に行かなかった人が賢いのではなく、 選挙に行った人がバカなんだと言えばよかったのに」「無理にオリジナルなコメントしなくてもいいのにな」と、すぐさま批判をまじえた冷ややかな声が相次いだ。

果たしてこのテリー発言、今後どのような波紋を呼ぶのか、気になるところだ。

文・山沖和彦