レインボーブリッジ封鎖の裏話、「踊る」脚本家が聞かないフリしたこと。

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ドラマ・映画「踊る大捜査線」シリーズの脚本家として知られる君塚良一氏(56歳)が、12月16日に放送されたバラエティ番組「中居正広のミになる図書館」(テレビ朝日系)に出演。2003年に公開され、興行収入173.5億円を記録した大ヒット作「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」の裏話を語った。

「踊る大捜査線 THE MOVIE 2」は、そのサブタイトルにある通り、凶悪犯をお台場に閉じ込めるためレインボーブリッジの封鎖しようとするも、関係各方面への手続きに苦戦、なかなか封鎖ができないという重要なシーンが存在する。そこから青島俊作刑事(織田裕二)の「レインボーブリッジ封鎖できません!」の名ゼリフも生まれた。

君塚氏はこの日、「実はレインボーブリッジは簡単に封鎖できる」という話を引っ提げて登場。事実、映画公開後も封鎖(通行止め)になったことは何回もあり、さほど珍しいことではないのは知られているが、君塚氏は当時の脚本執筆時のことを振り返った。

「『レインボーブリッジを封鎖せよ!』というサブタイトルですから、封鎖できないのが面白いじゃないですか、やっぱり。そのために取材をしたんですね」と語る君塚氏。一般道と首都高速道路、鉄道(ゆりかもめ)が走っているレインボーブリッジは、管轄が複雑に入り組んでいるため「絶対全部に許可とることはできないだろうから、時間が食って面白い」と脚本を書き始めたそうだ。

しかし、書き進めながらさらに取材していくと、封鎖は「簡単にできちゃう」ことが判明。その事実を脚本に反映するとすべてが台無しになってしまうため、君塚氏は「聞かなかったことにしよう」と決めたという。

実際、どれほど簡単なのかという点については「警察の判断ですぐに」。そこで番組が専門家に確認したところ、「必要があればいつでも封鎖は可能」「普通の道路を封鎖するのと同じ」「(封鎖するのは)要人の警護、大事故、大事件」との回答を得ている。

ちなみに君塚氏は、映画公開後のかなり早い段階から「花火大会で封鎖してるじゃないか」との声が出ていたことは気付いていたが、これも「聞かないフリをしていた」そうだ。