彗星67Pはやっぱり灰色だった:ロゼッタ撮影後の詳細分析で明らかに

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欧州宇宙機関がチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の詳細なカラー画像を公開した。前回の画像では表面が赤茶色だったが、実は大部分が石炭のような暗い灰色をしているという。

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欧州宇宙機関(ESA)が、チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星(67P/Churyumov-Gerasimenko)の美しいフルカラー画像を公開した。

12月はじめに発表されたカラー画像では、アヒルのような形をした彗星67Pは赤茶色に見えたが、詳しい解析をしたところ、「実際には濃い灰色」であることがわかったという。

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今回の67Pの画像はまるでモノクロ写真のようだ。ESAの説明によれば、この彗星の表面はほとんど灰色で、ほんのわずかな色変化があるだけだという。

ロゼッタのカメラでカラー画像を撮影することはできないが、科学者たちは、赤、緑、青の3つの波長の画像を撮影し、あとから合成した。

「その結果、67P/C-Gは暗い灰色に見えるようになった。実際には石炭とほとんど同じような黒い色をしている」と、マックス・プランク天文学研究所のオルガー・スラークは述べている。

ロゼッタでは、67Pの画像を撮影する際に、露光時間を約6秒に設定し、太陽から遠く離れた場所にある現在位置でも、ごくわずかな光を捉えられるようにしている。後で画像の光度をさらに上げれば、より細かい場所が見えるようになる。

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