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不二家フードサービスは12月15日、不二家レストラン古河東本町店(茨城県古河市)で13日に製造・販売した「ショートケーキS」6個について、スポンジ生地の一部が変色がみられるとして、第三者機関で調査していることを発表した。

このケーキをめぐっては、「カビ」が生えていたとして、ツイッターにアップされた写真がネット上で話題になっていた。同社は「インターネット上で取り上げられており、お客様にはご迷惑とご心配をお掛けしています」としている。

問題の写真は、12月13日夜にツイッターに投稿されたとみられる。ネットで出回っている画像には、カビのような青色の物質がケーキのスポンジ部分に付着している様子が写っていた。

不二家の広報担当者は弁護士ドットコムニュースの取材に対して、「ツイッターに投稿されたことは把握している。その後、この件と思われる問い合わせがあり、直接ご本人にお会いして、今後の細かい対応について説明した」と答えている。

同社は、商品にカビが生えていたかどうかを社内で調査するとともに、社外の第三者機関に分析を依頼。古河保健所と相談して、現時点での情報を発表することを決めた。

同社の広報担当者によると、不二家では過去にも、ケーキカビが生えていた事例があったという。今月に入って、まるか食品の「ペヤング」や日清食品冷凍の「スパ王」に虫が混入していたことが発覚して騒動になっているが、食の安全をめぐる問題として、不二家の調査結果にも注目が集まりそうだ。

(弁護士ドットコムニュース)