王の帰還!劇的にGPファイナルを制した羽生結弦氏は偉人の域に到達し、国民栄誉賞へまっしぐらの巻。
羽生絶対王政!

驚くべき勝利、驚くべき強さでした。14日に行なわれたフィギュアスケートGPファイナル、男子フリー。日本の羽生結弦氏は194.08点の自己最高得点を記録する演技を見せ、GPファイナル2連覇を達成しました。首位を守るというよりは、さらに引き離していくような圧倒的な戦い。今季の苦戦を振り払い、ついに五輪・金メダリストがそのチカラを示しました。

中国杯での激突アクシデント。NHK杯での薄氷を踏む勝ち残り。GPファイナルで見せた自己最高記録での優勝劇。少年ジャンプのヒーローでも、ここまでのシナリオは描けないでしょう。「持っている」という段階など遥か後方に過ぎ去り、「星が望んだ」と言ってもいいレベルでの主人公感。今季の戦いは世界のフィギュアスケート界が完全に羽生時代に突入したことを示すものだったと思います。

ハッキリ言って、この選手はただの金メダリストに留まる器ではありません。この道の先にあるのは、ズバリ国民栄誉賞。国民栄誉賞は多分に政治的な思惑を含む賞ではありますが、かと言って誰彼が獲れるものではありません。金メダルの数だけではなく、国民の栄誉となるような突き抜けた功績…それは感動であったり勇気であったり生きるチカラであったりを広く国民に与えた者への感謝の印です。

羽生結弦氏はそこに到達できる。その道を歩んでいる。

羽生氏は、個人としての羽生結弦としてではなく、公器としての自分を意識し、その理想像に沿って行動できる稀有な人物です。ミキティの正反対にいる傑物です(※アレはアレで傑物)。何となく彼のことを「王者」と呼んできましたが、振り返って思うのは、単に試合に勝ったからではなく「王」としての器を感じたからこそ、そういう呼称を選んでしまったのかもしれない。そこまでの偉人感を僕は感じています。

今は競技だけに集中すべき時期であることは百も承知ですが、この傑物にはもっと大きな視野で人生を生きて欲しいと願わずにはいられません。見分を広め、世界のさまざまな文化や歴史を知り、よりよい人間社会の実現のために自分が何をできるかを意識しながら一日一日を大切に生きていってほしいもの。最終的にナントカ平和賞を受賞しちゃうような人生も、彼なら過ごせるかもしれませんね。

ということで、スポーツ平和党の候補者紹介みたいな前書きになってしまいましたが、14日のテレビ朝日中継による「フィギュアスケートGPファイナル」から王の帰還をチェックしていきましょう。

◆配偶者はスケート選手からではなく、どこかの王族から選ぶように!

前日のショートプログラム。ようやく4回転ジャンプをまともに決めるなど、復活の気配を漂わせた羽生氏。それでも後半のコンビネーションジャンプでは、難しいほうのジャンプを決めながら、コンボでつけたほうのジャンプで転倒するという惜しい失敗も。完全復活の手前で「てへぺろ」する演技となりました。

↓それでも、思わず本人が「ほーっ!」となる高得点!手をかざして二度見する羽生氏!



何だこの「山に来た親子」みたいなのwww

珍しい鳥でも見つけたみたいな動きwwww

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感想(1件)



迎えたフリースケーティング。会場には多くの日の丸が揺れ、リンクサイドには日本から駆けつけたファンの姿も数多く見えます。6分間練習では4回転、トリプルアクセルをズバズバと決め、羽生氏は身体に熱を入れていきます。日本刀を打ち鍛えるかのように、熱を入れ、真っ赤に燃やし、それを氷で冷やし固めていく。鋭さを増していく表情は、もはや中国杯以降の不安に揺れた青年のものではありません。王者がリンクに帰ってきました。

まず最初に出番を迎えたのは日本の無良。無良さんは序盤の4回転、4回転、トリプルアクセルの3連続をクリーンに決めるイイ滑り出し。しかし、今季全体を象徴するかのように後半にかけて滑りは失速していきます。トリプルループは抜けて1回転になり、トリプルサルコウからのコンビネーションも乱れてダウングレードとなります。シーズン序盤には本格化も感じさせただけに、勿体ないGPファイナルとなりました。肉体面というよりは精神面の課題なのかもしれません。

つづいて登場したのは地元出身のハビエル・アンドウ・フェルナンデス。フリー演技に3度の4回転を組み込むアンドウは、ひとつを3回転とするも、演技後半に組み込んだ4回転サルコウは決めるなど、さすがのジャンプ巧者ぶりを見せます。出遅れたSPからは一転する好演に、会場からも手拍子とスタンディングオベーションが起こります。

↓ミキの応援がアンドウのチカラを引き出したな!



ビックリしたわ…。

一瞬、応援で乳首画像出してきたかと思ったら、てんとう虫じゃないか…。

世間には「転倒虫」的な受け止め方をする人もいる謎画像ですが、てんとう虫はアメリカではとても縁起がよいとされているものだそうです。ネガティブな受け止め方に対しては、ミキが直接乗り出し「レディーバグ(※てんとう虫のこと)はラッキーなんです」「私の事が嫌いなのは構いませんが これから試合をする選手のコメント欄にこのようなコメントはしないでください」と丁寧に説明も行ないました。

それもこれも、みんなの愛を束ねてアンドウに届けようというミキの想いがあればこそ。アンドウも試合後の取材に「彼女は本当に大切な存在。大会中にもらったメッセージがあったから頑張れた」と語ったそうです。まさにふたりの愛が導いた復活劇だったのではないでしょうか。愛の復活劇、愛のインスタグラム。素敵な関係ですね。

先に滑った無良、さらに後続のボロノフ、コフトゥンを押さえてアンドウがトップに位置どる状態で演技を迎えたラストツー。まず登場したのは哲人・町田樹さん。テレ朝の煽りVTRでは、哲人が影響を受けたという「かまいしの第九」の模様も放映され、SNS上ではファンたちが「極北!極北!」という声援をあげます。僕も、いまだに意味はわかりませんが、とにかく極北です。極北を見せるのです。

しかし、哲人はどうも調子が上がりません。最初の4回転が乱れてアンダーローテーションとなると、つづく4回転ではコンビネーションにできず、トリプルアクセルは1回転になるなどジャンプがことごとく乱れます。それでも演技後半ではここまでのGPシリーズ2戦でダブルアクセルとしていた部分をトリプルアクセルに戻してくるなど、「極北」へと進みつづける意志を示した哲人。最後は、リンクサイドの大西コーチからの声援を受けて、意地でトリプルルッツを決めました。

状態の悪さが演技全体に滲みますが、それもまた強者の宿命。万全の状態でずっといられるほど、強者のスケジュールに余裕はないのです。みんな学業や生活を抱えて戦っている。本人が言い訳をしないように、見る側もそれを理由にしたりはしません。激突⇒車椅子から復活してくる強者もいるわけですから、全日本に向けてしっかりと再起してもらいたいもの。

極北というくらいですから、そこは冷たく寒く厳しい逆風が吹く世界なのでしょう。これぐらい苦労してこそ極北感も出るというもの。そういう意味では、全日本こそ真の極北を見せるチャンスでしょう。一回行き倒れてからが極北へのスタートです。最後のチャンス、確実につかんでもらえるよう、極北に向かってお祈りしておきますね。

↓彼は立つ!どんなにボロボロになっても!彼は「立つ気」だから…!


確実に与えられた最後のチャンス・全日本で、見せろ極北!

極北の答えを知らずに、年は越せない!

サンタさん!彼に「極北」をプレゼントしてあげて!

何をあげればいいのか、詳しくは本人に聞いてください!

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さぁ、迎えた最終演技者、王者・羽生結弦。もはや表情に弱さや不安はありません。アクシデントを乗り越え、さらに強くなるという主人公属性で、王者はより完璧な王者となって帰ってきました。冒頭の4回転サルコウ、羽生史に残るベスト・オブ・ベストの出来栄えで、会場の空気を瞬く間に羽生色に変えていきます。つづく4回転トゥループも出色の出来栄えで、思わず目の前にいたオーサーコーチもジャンピングガッツポーズ。

完全復活は演技の至るところでの進化にも表現されます。転倒がつづいていた4回転後の流れには、これまで見せられなかった得点と無関係の部分の振りがしっかりと反映されました。足換えのコンビネーションスピンでは、最後のアップライトの部分をビールマンスピンにしてきました。演技後半には、今季一度も達成できなかった3Aコンボ2本を両方揃えることにも成功。加点もつき、この2本だけで32点以上を稼ぐという大量得点です。

こまかいつなぎの部分でも、これまで足に負担がないよう直立で行なっていたところを屈み込んだより難しい姿勢で演じてみたり、終盤の連続スピンの合間にはファントムが再び仮面を身につける動きが盛り込まれ、愛する人のもとから姿を消す別れの痛みが表現されました。それでもまだ後半に4回転を入れられていないと「未完成」をクチにするのですから、恐ろしいプログラムです。

最後のトリプルルッツで転倒こそあったものの、それは大きな失敗ではありません。本人の満足感あふれる表情と、場内の大歓声がそれを物語ります。すべてを乗り越え、すべてを黙らせる。王者にしか描けないストーリーで、偉業達成です!

↓自己新記録の194.08点!トータル300点に迫る演技でGPファイナル連覇、なる!



スゴイ!スゴイ!スゴイね!

ここまでやられたら美辞麗句しか出て来ない!

本人もさすがに興奮しすぎwwwww

自分で煽って自分で鎮めたwwwww

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これで羽生氏は来年の世界選手権出場をほぼ確実にしました。世界選手権派遣には「 Я監本優勝」「◆Я監本表彰台もしくはGPファイナルの上位者」「:△馬海譴秦手もしくは今季のランキング等の上位選手」という基準がありますが、,達成できなかったとしても△ら漏れることはないでしょう。

ほかの選手で突出した実績を残している者もなく、横一線という状態です。町田さん、無良さんは、GPファイナルで沈んだことが痛かった。こうなれば全日本で「羽生氏を除く、上位2名」に入った選手が、そのまま世界選手権代表に選出されるでしょう。熾烈な全日本。それだけにチャンスもある全日本。寒くて熱いクリスマス、楽しみですね。羽生氏を想ってチキンにかぶりつく夜、身体の一部から液体があふれてきますね(※口からヨダレです)。最高のクリスマスプレゼントですね。


世界の宝が日本に生まれたことに感謝!羽生絶対王政の繁栄はこれからだ!