ちょっと待って!その一口が余計に疲れを加速させていませんか?残業中にこそ避けたいものは…

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差し入れの栄養ドリンクを
すぐに飲んではいけない?

 残業中に上司が差し入れてくれた栄養ドリンク。まずは、「ありがとうございます!」と御礼を言いますよね。でも、そのときすぐ口にするかどうかは慎重に判断するのが正解です。

 栄養ドリンクを常飲している栄養士というのはあまりみかけません。でも、自ら買うことがないにしても、他の方からいただいて、あと2、3時間やりきれば終わるときだったら、私も口にすることがあるかもしれません。一方で、深夜0時をまたいで、睡魔とも戦うであろう時間になることが予想されるなら、もしくは、そうした残業が長い日数に渡るのであれば、「あとでいただきます!」といってそっとデスクの引き出しに仕舞い込みます。

 ほとんどの栄養ドリンクに多く含まれるカフェイン。それは、一時的には脳を活性化し、パワーがみなぎったように感じることがあるでしょう。ですが、栄養ドリンクには砂糖も多く含まれているので、血糖値が急上昇したのち、血糖値が急降下して、1〜2時間のうちに眠気やだるさを誘ってしまいます。

 そもそも、あと1、2時間なら気合だけでも乗り切れるときってありますよね。何かに頼りたくなるのはそれ以降。栄養ドリンクを摂ることによってその最初の数時間をしのぐことはできても、長時間にわたって頑張れるわけでも、ましてや、永続的に疲れにくい身体になるわけでもないことは、皆様の経験からも明らかなはずです。

 また、「タウリン配合」という表示にひかれることもあると思います。CMなどでおなじみの成分で、誰もが良いイメージを持っているのではないでしょうか。実際、タウリンには疲労回復、肝機能を高めるなどの作用や、血圧を下げる、コレステロール値を下げるなど、ビジネスマンが求める働きが期待できます。

 でも、それは栄養ドリンクでないと摂取しにくいものかといえば、そうではありません。タウリンは、魚介類に多く含まれます。たとえば、「タウリン1000mg配合」とうたわれていたとして、それをタコにおきかえると、おおよそタコの足1本分で同等の量を摂取できます。大き目の牡蠣を5個いただけば、1000mgすら超えてしまいます。

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