キンタロー。の新ネタに賛否(画像は『twitter.com/Kintalo_』のスクリーンショット)

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ものまねタレントのキンタロー。が、『ものまね王座決定戦2014』でアイドルグループ・Rev. from DVLの橋本環奈になりきった。放送直後から、ネット上では「キンタロー。が1000年に一度の大失敗をやらかす」と反響を呼んでいる。だが、その全力でのパフォーマンスは大ウケするとともに拍手喝采を浴びた。中には「ファンになっちゃった!」という審査員もいたほどだ。

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キンタロー。が前田敦子のものまねでブレイクした頃を思い出す。12月12日に放送された『ものまね王座決定戦 年に一度のガチンコバトルスペシャル』で1回戦をレディー・ガガのものまねで勝ち抜いたキンタロー。が、2回戦にアイドル衣装で現れたのだ。彼女は「頑張りま〜すっ」と両手で胸の前にハート型を作り、「神様! 仏様! 環奈様〜!」と自己紹介した。

ステージで橋本環奈になりきった彼女が、ダンサーを従えてRev. from DVLのヒット曲『LOVE-arigatou-』をパフォーマンスすると観客や審査員からも爆笑が起きていた。ステップからアイドルジャンプまで全力で踊るキンタロー。は、あの前田敦子の『フライングゲット』をものまねした時から衰えていない。それどころか、さらにパワーアップしたように思える。

歌いながら振り付けを踊るので途中から息が切れ切れとなったが、それがまた笑いを誘う。「ビ・ビビ! Only you! マイハニー!」のフレーズでは体を小刻みに震わせて大ウケした。彼女はその振り付けについて、「LOVEの表現で、ビビビって感電しちゃうのを環奈なりに表現しました」と実際の振り付けにはないことを説明。「ちょっと自分のイマジネーションを…」と言い訳して、今田耕司から「勝手なことすな!」と突っ込まれた。

審査員の黒谷友香は、「キンタロー。さんのファンになっちゃった!」というほど気に入ったようだ。ただ、「ずっと見ていたい反面で、“もういい”って思うのが…でも、だんだん釘付けになっちゃう」と感激を表現するのに苦労していた。そんな彼女の言葉を受けて、今田耕司が「嫌なのに、臭いのをもう1回においたくなる感じ」と解釈している。

真琴つばさも「彼女だけ、なぜか目を離せられない!」とキンタロー。の魅力を評価しており、「99%の一生懸命さと、1%の行き当たりばったり。それがいい!」と評した。「頑張ります! LOVEありがとう」とキンタロー。橋本環奈風にコメントするが、「もうええねんそれ!」と東野幸治から怒られてしまった。

キンタロー。(Kintalo_) ツイッター』には、「見ました! 最高でした!!」、「面白かったです」、「キレッキレでしたね」とコメントが寄せられている。他にもネット上では「キンタローの橋本環奈のモノマネが似すぎててこわ」、「キンタロー面白かった! なぜかコロッケが審査員に怒られてた頃のものまね思い出した!」など好意的な書き込みも見受けられる。

しかし、「キンタローこれは事故だろ」といったものから「橋本環奈ちゃんはあんなのじゃない、やめろキンタロー」、「橋本環奈に謝れ」など批判的なものや、さらに過激な表現もある。それでも、前田敦子のものまねをした時より寛容に受け止められているのは、キンタロー。のキャラクターが浸透してきたからだろう。

この日、キンタロー。は、AIの楽曲『Story』をじっくり歌い上げたミラクルひかるに敗れたが、ものまねの新ネタを披露するという目標はしっかり果たしたようだ。

※1、3枚目の画像は『twitter.com/Kintalo_』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)