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公益財団法人 日本漢字能力検定協会は12月12日、京都・清水寺にて森清範(せいはん)貫主(かんす)の揮毫(きごう)によって、2014年の「今年の漢字」を発表した。

同協会は11月1日から12月5日までの期間中、「2014 年の世相を表す漢字」の一字を全国から募集。集まった16万7,613票の中から、「税」が最も多い8,679票(5・18%)を集め、「今年の漢字」に選ばれた。

同協会によると、応募者が「税」を選んだ理由は、「17年ぶりに消費税が引き上げられ、『税』について考えさせられた」と「『税』に関わる話題が政財界で多く取りざたされた」の2つに大別できるという。

前者に関しては、2014年4月に消費税が5%から8%に引き上げられたことに伴い、日用品などの消費財の買いだめや、自動車・家電などといった高額商品の駆け込み消費などが見られた。

また、電車やバスなどの公共交通機関や電気・ガスなどの公共料金も実質値上がりし、家計への負担が増加。そのため、「税」を選んだ応募者からは、「消費税の税率が5%から8%に上がり、家計を直撃」「自分でお金の管理をするようになってから初めての増税……ずっしりとその負担を感じる」などの意見が寄せられている。

後者に関しては、消費税率アップの影響もあってか、GDPが落ち込んだことなどを受けて、2015年10月に引き上げ予定だった消費税率10%への増税が先送りとなった。

「税」に次いで多かった漢字は「熱」(6,007票)だった。以下、「嘘」(5,979票)「災」(5,830票)「雪」(5,474票)「泣」(3,050票)「噴」(2,984票)「増」(2,689票)「偽」(2,543票)「妖」(2,327票)と続く。

なお、2014年は「今年の漢字」20周年にあたるとのことで、12月1日より清水寺「経堂」にて、「漢字が表す20年の世相展」を開催。2014年の「税」も12日16時より同展に追加され、12月26日まで展示される予定となっている。