キヴ、古巣ローマのCL敗退で「マンCは成熟し経験が豊富だった」

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 チャンピオンズリーグ・グループステージ最終節が10日に行われ、ローマはホームでマンチェスター・Cと対戦し0−2で敗戦。決勝トーナメント進出を逃した。かつてローマやインテルで活躍した元ルーマニア代表DFクリスティアン・キヴ氏が、同試合を振り返った。イタリアメディア『スカイ』が伝えている。

 グループEの最終節は、ローマ、マンチェスター・C、CSKAモスクワがともに勝ち点5で並んでおり、どのチームにも決勝トーナメント進出がかかった大事な試合だった。

 同メディアのコメンテーターを務めたキヴ氏は古巣ローマのチャンピオンズリーグ敗退となった一戦を振り返り「マンチェスター・Cは、この試合で0−0で引き分ければ敗退になるのにもかかわらず、勝たなければならないということを一度も見せなかった。守備的で、相手の出方を待ち、とても冷静な戦いをした。成熟し、経験が豊富だった」とコメントし、勝ち急いだローマに対し、マンチェスター・Cは常に冷静な試合運びだったと分析した。

 さらに「悔しい思いは大きい。グループリーグ突破を決めるには理想的なチャンスだった」とチャンピオンズリーグを敗退したローマの思いを代弁している。

 最終節の結果、すでに首位通過を決めているバイエルンがCSKAモスクワに勝利したため、ローマを下したマンチェスター・Cが2位となり、決勝トーナメント進出が決定した。