ミュージカル嫌いこそ、必見!この冬は映画関連の舞台が熱い
 この冬、映画関連のミュージカルが熱いんです! ミュージカルはちょっと……なんて言ってたらもったいない。そこで、初心者でも観劇しやすい3作品をご紹介します。『CHICAGO』と『Once ダブリンの街角で』、『ボンベイドリームス』です。

◆羽根や派手メイクは封印! 宝塚OG版『CHICAGO』

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『CHICAGO』は、02年に公開されたレニー・ゼルウィガー、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、リチャード・ギア出演の映画版が有名ですが、もともとはミュージカル界の伝説ボブ・フォッシーの生み出した1975年初演のブロードウェイ・ミュージカルが先。

 97年の再演版も舞台界のアカデミー賞こと、舞台関係者にとっての最高の栄誉・トニー賞で6部門を受賞しています。

 その『CHICAGO』、今回の公演がこれまでとは違うのは、全ての役柄を元タカラジェンヌが演じているということ。

 しかもメインキャラクターのビリー・フリン(峰さを理/麻路さき/姿月あさと)、ヴェルマ・ケリー(和央ようか/湖月わたる/水夏希)、ロキシー・ハート(朝海ひかる/貴城けい/大和悠河)を、全員元トップスターが役替わりで演じるという豪華さ。

 宝塚OGが演じると聞くと、あの『CHICAGO』が宝塚風になるの!? と思う人もいるかもしれません。でも今回は、長いまつげも濃い化粧も、ボリュームたっぷりの羽飾りもナシ。『CHICAGO』上演には世界共通の厳しい基準があるため、世界観はそのまま。今もまったく色あせないボブ・フォッシーの振付に、改めてうっとりさせられます。

 そしてそれを、日本が世界に誇る、女性だけで構成された宝塚歌劇団の卒業生たちが演じることに面白味があるのです。

 メインキャラクターに扮する元トップスターたちの華はもちろんですが、脇を固める役者が芸達者でなければ舞台は生きません。今回は特に宝塚風アレンジのないミュージカルで女性が男性を演じるんですから相当なむずかしさ。

 ですが、エイモス・ハート役を務める、昨年、宝塚を退団したばかりの磯野千尋さんを筆頭にうまさが光ります。『CHICAGO』は1年後の来年12月に来日公演もあるので、宝塚OB版と両方観て違いを楽しむのもありですよ。

◆パブに迷い込んだみたい! 『Once ダブリンの街角で』

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 一方、『Once ダブリンの街角で』は映画から生まれたブロードウェイ・ミュージカル。07年に同名タイトルで日本でも公開され、その楽曲の素晴らしさも手伝いヒットを記録。アカデミー賞の歌曲賞も受賞している作品です。

 アイルランドのダブリンを舞台に、ストリート・ミュージシャンとチェコ系移民の女性の交流を描く人生ドラマで、物語自体は一見、地味に思えますが、添えられた音楽の力が作品自体をとても印象深いものに。

 ミュージカル版は、その音楽の力をさらに引き上げ、12年のブロードウェイ上演で大好評を博し、作品賞をはじめ、トニー賞8部門を受賞しました。

 そんな『Once ダブリンの街角で』は初来日公演。観客との一体感を感じさせる舞台に仕上げているのが特徴で、上演前からすでに劇場全体が作品の世界観に満ちており、足を踏み入れると劇場ではなくアイリッシュ・パブに迷い込んだかのような錯覚に。

 これがどういう意味なのかは、実際に体験して感動したほうがいいでしょう。そのためにも、開演時間よりも早めに会場へ向かうことをオススメします。

◆『ボンベイドリームス』でイケメンを堪能♪

 せっかくなんだから、舞台でもイケメンを観たいわぁという人のために、プラスαでもうひと作品ご紹介。