「LEDの歴史」を表現

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スウェーデンのストックホルムで開催される日本人3人による青色発光ダイオード(LED)に関するノーベル物理学賞の授賞式(2014年12月10日=日本時間11日未明)に合わせ、東京スカイツリー(東京都墨田区)はパナソニックと共同でデザイン・開発した「光の3原色」特別ライティングを、14年12月11〜18日に実施する。期間中は毎日20時15分から23時まで点灯される(20時15分まではクリスマスライティングを実施)。

スペシャルサイトでも生中継

青色LED誕生によって光の3原色がそろい、LED照明器具の多分野での実用化や、省エネなど社会貢献につながった。照明がオールLEDのスカイツリーでは、これをコンセプトにした特別ライティングを行う。赤・緑・青の3色と、それらの掛け合わせで生まれる白が美しく共演するデザインで「LEDの歴史」を表現。

特別ライティングのデザインは12月11日にパナソニックのスペシャルサイトで発表。当日12月11日20:15〜23:00には生中継が行われる。

スカイツリーの建設当時、LED照明は市場に投入されたばかりで、巨大なタワーに採用するのは当時の技術としては難しかったが、照明機器とシステムを担当したパナソニックによって、ハイパワー化や高度な照明演出システムの構築に成功した。

1995台の照明機器をコントロールするため、光ファイバーによるデジタル制御方式を採用し、30分の1秒単位で光の明るさや色を切り替えられる。「粋」というデザインで点灯している時は約43%、「雅」では約38%の消費電力が削減できた(同社従来光源と比較)。現在のライティングパターンは22種類ある。スカイツリーに対して新たに開発された技術は、その後のLED照明の新しい技術革新の礎にもなり、さらなる可能性を広げていった。