負傷したマンチェスター・シティFWセルヒオ・アグエロは、今季絶望という噂もあったが、まったくそんなことはなかったようだ。アグエロの離脱期間は1カ月ほどになるという。前十字じん帯の断裂はなく、左ひざ内側じん帯を痛めただけのことで、4〜7週間の離脱だそうだ。今後の検査の結果が待たれるところである。

アルゼンチンやイギリスのメディアは、同選手のコンディションについて随時報じており、特にイギリス『Daily Mail』は、アグエロが「関節に何かおかしな感じがあった」と明かしたと報じていた。だが、離脱期間が30日を大きく上回ることはなさそうだ。

アグエロは今季、プレミアリーグとチャンピオンズリーグ(CL)で19得点を記録しており、マヌエル・ペジェグリーニ監督率いるチームをけん引している。だが、6日のエヴァートン戦では開始わずか75秒で負傷して交代していた。長期離脱が心配されていたアグエロだが、そこまで悲劇的ではなかったようだ。

ただし、マンCが緊急事態にあることは変わらない。CLグループステージ突破を懸け、最終節でローマと対戦するマンCだが、アグエロに加えてMFヤヤ・トゥーレも出場停止。DFヴァンサン・コンパニとMFダビド・シルバについては、ギリギリでローマ戦に間に合うかもしれない。