「阿蘇カドリー・ドミニオン」のヒマラヤグマ

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 タレント・志村けんとテレビで共演して話題となったチンパンジーの「パンくん」がいることで知られる動物王国「阿蘇カドリー・ドミニオン」で起こっていた「クマ惨殺事件」──その一部始終を12月8日発売の週刊ポスト(12月19日号)がレポートしている。

 同園はかつて「阿蘇クマ牧場」の名で親しまれた。いまでも目玉は世界中から集められた7種類200頭以上のクマだ。

 同誌によると惨劇が起きたのは11月23日午後1時過ぎのことだった。「ベアバレー」の檻のひとつから、突然、「ヴォー」「ゴォウアー」というクマの奇声が響き渡った。目撃者は1頭のクマの上に6〜7頭のクマが折り重なるように襲いかかっていたと証言している。

「『バリバリ、ボリボリ』という音が響き渡り、生臭い匂いが漂ってきたんです。音は骨が砕けた時のもので、クマが食べられてる……そう気がついて、背筋が凍りつきました」

 現場に居合わせた熊本市在住の主婦・Aさんは週刊ポストにそう語っている。

 同誌が取材した飼育担当者によると、ヒマラヤグマの檻の中で、客が与える売り餌のチキンの取り合いになったのがきっかけのようだ。襲われたクマは程なくして死亡してしまったという。クマのケンカは勝っているほうに加勢する傾向もあるのだそうだ。

 騒ぎのあった檻は、翌日から平常通りに営業している。