経済産業省は東京・霞ヶ関で25日、使用済み製品の再資源化などに必要な措置を検討する第1回3Rシステム高度化ワーキング・グループ(作業部会)を開催した。同省は、作業部会を今年3月末までに3回程度開き、その審議内容を受けて今年秋頃に関係政省令の改正を予定している。

 3Rとはリサイクル(再資源化)、リユース(再使用)、リデュース(減らす)の頭文字をとったもので、天然資源の消費量や廃棄物の発生量を抑えて資源循環型の社会を実現するためのキーワードとなっている。国内では資源循環型社会の実現を目指して、1991年に再生資源利用促進法が制定され、01年には家電リサイクル法が本格実施されるなど法整備が進められてきたが、一層の3R推進のため、同作業部会が設置された。

 作業部会では、設計・製造段階で環境に配慮するための工夫や、消費者が環境に配慮した製品を選びやすくするための方策に加え、海外規格との整合性の取り方についても検討される。作業部会の委員は学者や関係団体のほか、NGOや消費者団体の代表などで構成されており、オブザーバーとして環境省の職員も参加している。委員からは、家電各社でマークが統一されていないリサイクルマークを例に、消費者が迷わないマーク作りを求める声が上がった。【了】