出だしは快調に飛ばしたが…(撮影:ALBA)

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<ゴルフ日本シリーズ JTカップ 初日◇4日◇東京よみうりカントリークラブ(7,023ヤード・パー70)>
 逆転での賞金王を狙う藤田寛之は1イーグル・4バーディを奪うも、5つのボギーを叩き、1アンダーの9位タイで初日を終了。賞金ランキング1位で単独トーナメントリーダーとなった小田孔明とは5ストロークの差がついた。
藤田寛之「もう孔明で決まりでしょ!」と白旗宣言も本音は…
 1番、2番と連続バーディスタート。難関の4番はボギーとしたものの、6番では約8メートルのパットを放り込んでイーグルを奪取。これには同組の小田も「“61”だ」と肝を冷やした。しかし、「2年前の自分だったら“61”くらい出た雰囲気でしたけど…」。不安はすぐに的中。「今年の課題ですね。体が開いて右に出る」とショットの悪癖が顔を出して8番、9番と連続ボギー。後半も13番、14番と連続ボギーとし序盤の勢いは失われた。
 芝の全面張り替えが行われたグリーンにも思うように対応できなかった。「自分としては前の芝の方が打ちやすい。最後の伸びがないので打たないといけないけど、体が反応してショートしていた」と全面改修が施されたグリーンに違和感はぬぐえず。過去3連覇を達成するなど東京よみうりの難グリーンを攻略していた藤田だけに、その影響は誰よりも大きかった。
 小田とのラウンドについては「後半は孔明らしいショットだなと思ってみていました。賞金王にふさわしいゴルフでしたね」とトーナメントリーダーを称えたものの、まだその表情に焦りはない。「まだ初日ですし、差を考える必要はない。早くても3日目を終わった時点でどうなっているかで考えればいい」。ホールアウト後は師匠の芹澤信雄と共に練習場で即打ち込みを敢行。「ちょっと心は落ち着きました」。主役の座からまだ下りるつもりはない。
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