Dr.ストレッチでは安全性を考慮しつつ、筋肉や関節の可動域を限界まで広げることで、筋肉をほぐし、代謝を上げる

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夕方5時からは予約で一杯
会社帰りのビジネスマンに大人気

 マッサージでもない。整体やカイロプラクティックでもない。「Dr.ストレッチ」は、通常ならプロスポーツ選手が練習や競技の後に受けるような、トレーナーによるマンツーマンストレッチを施す専門店だ。

 野球やサッカー、陸上などのプロスポーツ選手が受けるのと同じ、本格的なストレッチを手軽な料金で受けられるため、人気となっている。2010年に1号店を開業以来、直営店やフランチャイズ店を次々と増やし、現在は東京を中心に、大阪、兵庫、京都、福岡などに72店を展開(11月15日現在)。出店は月間約4店とハイペースだ。

 筆者も実際に新宿駅近くの「新宿西口店」でストレッチを受けてみた。駅から7、8分ほど歩いた繁華街の雑居ビルの1階。店内は約20m2で、大人一人が寝転がれる施術台が5台置かれている。午後3時に行ったので客はまばらだったが、5時を過ぎると「会社帰りのビジネスパーソンが続々と訪れ、毎日閉店の9時まで予約で一杯」と、店のスタッフは話す。

 貸与される上下のジャージに着替えると、まずは立位前屈をするように促されたので、10年ぶりくらいに膝を伸ばしたまま体を曲げてみた。指先は床に届かず、床上10cmほどが限界。44歳の筆者は硬くなった自分の体を痛感した。

 続けて施術台に寝そべり、男性トレーナーによる施術が始まる。トレーナーに体を預け、完全に脱力した状態で、腕や脚の筋肉を伸ばしたり、関節の可動域を広げたりする。正直言ってものすごく痛い! 年甲斐もなく「痛い、痛い」と口走ってしまうほどだ。

 プロスポーツのトレーナーが監修する独自技術を用い、自分で行うストレッチやマッサージなどでは対処できない内部の筋肉までほぐすことで、筋肉の質を根本から改善するという。腕や脚、股関節、肩などを40分間みっちりストレッチされ、終わった頃には全身が汗ばんだ。

 最後にもう一度前屈を試みると、今度は両手の指先が床に触れることができ、柔らかくなった体を実感できた。「定期的に通えば手のひらが床にぴったりつくようになる。コリや腰痛、疲労、姿勢が改善され、筋肉の代謝や血流が良くなるため、むくみの解消、シェイプアップにもつながる」と、トレーナー。猛烈に痛いにもかかわらず、やみつきになる人が続出し、利用者のリピート率は9割にも上るそうだ。

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