ミハエル・シューマッハ氏全快とも思わせる週刊誌の表紙に非難殺到(画像はdailymail.co.ukのスクリーンショット)

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昨年12月、ファミリーや友人と過ごしたスキー休暇で岩に頭を強く打ちつけ、重い脳挫傷により闘病生活を強いられていた元F1レーサーのミハエル・シューマッハ氏。その全快を思わせるような見出しと写真を表紙に選んだドイツの週刊誌に批判が集まっている。

スタンドに並ぶ新発売の週刊誌たち。数ある中から自社の雑誌がいかに人の目を引くかは表紙次第とも言われている。どの出版社もそこに多大な神経と予算を投じているが、“ガセネタ”はまずい。このほどドイツの『Die Aktuelle』誌が、F1界のレジェンドで昨年深刻なスキー事故に見舞われたミハエル・シューマッハ氏がついに脳挫傷を克服したかと思わせるような表紙をこしらえ、ファンやライバル出版社から非難が殺到している。

サングラスとジャケット姿でさっそうと外出するシューマッハ氏の写真を使用したこの表紙。“誰もが待っていたこの瞬間”との見出しが打たれ、まるで彼の最新ショットであるかのようだが、小さな文字で「撮影されたのは2013年1月26日」と添えられていた。大変な数字を獲れるだけにヨーロッパのメディアや雑誌ではシューマッハ氏関連の誤解を招くようなネタがますます増えており、“Wake up!(目を覚まして!)”であるべきところ“Woke up!(目を覚ました!)”と誤解を与えるようなタイトルが打たれたこともある。

スイス・ローザンヌの病院を退院し、家庭用医療機器や最新技術を駆使したリハビリルームを完備したスイス・ヴォー州グランの自宅に戻ったシューマッハ氏。妻コリーナさんや2人の子との意思の疎通を図る努力を続けながら、医師、理学療法士、マッサージ師が代わる代わる訪れ、看護師、介護要員などが常駐していると報じられたのが今年の夏。その後、“容体はゆっくりと改善”と伝えられることはあっても、時間の経過とともに“残念ながら完全回復は絶望的”と語る神経学の専門家は増える一方であった。

※ 画像はdailymail.co.ukのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)