韓国に中国人観光客急増、“でたらめガイド”横行でメディアが苦言「国の尊厳を傷つける」

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韓国を訪れる中国人観光客が増える中、韓国の旅行会社が雇う中国語対応の観光ガイドの中には非常にレベルの低い人もおり、歴史を間違って伝えるケースもあるという。韓国観光業の金儲け第一主義が問題視されている。韓国紙・朝鮮日報の2日付の報道として、中国・環球時報が3日伝えた。

朝鮮日報は報道で、朝鮮王朝の王宮だったソウルの景福宮での中国語ガイドの様子を紹介。10月末のある日には中国人観光客を引き連れた中国朝鮮族出身のガイドが中国語で「韓国の文字は、ある人物が窓枠を見ていて形を思いついた」とうその説明をしており、また別のガイドは「日本人がかつて朝鮮王朝の王妃を殺害した場所」を間違って伝えるなど、でたらめが多かったという。

同紙はこうしたレベルの低いガイドが無許可営業をしている可能性があると指摘。韓国には正規の資格を持つ中国語ガイド6450人がいるが、こうした人々は歴史に関するテストをパスし、特別な教育を受けている。

しかしこのところ中国からの観光客が急増したことを受け、韓国の旅行会社は自社の利益だけを考え、中国朝鮮族の非正規のガイドを雇っている。こうしたガイドは多くが韓国で生活したことがなく、韓国の社会や歴史について正しい知識を持たない。非正規ガイドの数は正規ガイドの数と同じ程度いるとみられる。

同紙は「こうした非正規の中国語ガイドがでたらめな説明をすることは、韓国のイメージを悪くし、国の尊厳をも傷つけることになる」と苦言を呈した。

(編集翻訳 恩田有紀)