高所恐怖症の警察犬を“解雇”、約320万円投じ育成もやむなく採用断念。

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米オレゴン州で最も人気のあるリゾート地で、映画「グーニーズ」のロケ地としても知られるキャノンビーチ。そんな街を守ろうと、日夜公務に励む警察組織は、2万7000ドル(約320万円)を投じて一頭の警察犬を登用することにしていたが、“とある事情”で解雇しなければならなくなった。その警察犬、実は高所恐怖症だったのだ。

警察犬や麻薬探知犬として任務に就くことの多い犬種、ベルジアン・シェパード・ドッグ・マリノア。キャッシュと名付けられたこのわんこも適性を見込まれ、任務に就くまでの長く厳しい訓練に勤しんでいた。捜索救助の実績もあり、期待されていたが、高所恐怖症で臆病さからつい吠えてしまうという性格が露見してしまい、警察からは任務に不向きであると断じられ、職を解雇されることに……。

米紙デイリー・アストリアンなどによると、キャッシュは室内では優秀な様子を見せていたものの、屋外になると「別の犬のようだった」と報じられている。高所恐怖症なだけでなく、麻薬の探知訓練の最中でもその存在に気づいて吠えるのだが、実際にその在処の場所までは行かない弱腰な態度で、解雇までの1か月、トレーナーは必死に訓練に付き添ったが改善されることはなかった。キャッシュは元の捜索救助犬として任務に戻っていき、警察はラブラドール種の新しい警察犬を待っているとのこと。

このわんこに対してネットでは同情の言葉など多数の意見が寄せられており、「かわいそうなわんこ。失業して家とかなくなってしまうのかな」「全ての犬が犯罪と戦おうとしているわけではないんだよ」「犬として普通なのに…」「かわいそうだが大金に見合う仕事が任せられないのなら失職も止むなしだ」といったコメントが並んでいる。