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 今年5月、岩手県滝沢市で行われたアイドルグループ「AKB48」の握手会で、メンバーら3人をノコギリで切りつけたとして、傷害罪などに問われた青森県十和田市の無職・梅田悟被告の第2回公判が1日、盛岡地裁(岡田健彦裁判長)で開かれた。

 公判の様子を報じた一部スポーツ紙によると、証拠採用され、検察側が読み上げた被害者の調書には、生々しい犯行状況がつづられていたという。最初に切りつけられたメンバーの川栄李奈は調書で、握手会で並んでいた梅田被告の様子を見て「目がおかしいと思った」と不安を抱いたそうで、「男が持っていた棒のようなものが振り上げられ、おでこに当たった。その時は痛いと思わず『ムチか』と思った」とカッターの刃がついたノコギリとは気づかなかったというのだ。

 ノコギリが何度も振り下ろされ、右手で守ろうとして指を骨折。その際は「殺されるかもしれないと思い床にしゃがみ、はうように逃げた」と“死の恐怖”を感じたことも赤裸々に明かされたというのだ。メンバーでもうひとりの被害者・入山杏奈は調書で「犯人を絶対許せない」と怒りを露わにしたという。

 一方の梅田被告は被告人質問で、AKBメンバーを選んだ理由について「何となく」、「適当です」とあいまいな答えを繰り返したという。

 「先月4日に行われた初公判で梅田被告は、起訴内容を認め、検察側の冒頭陳述によると、梅田被告はAKB48のメンバーに多額の収入があると考え、『仕事がない自分と正反対だと不満を持った。複数のメンバーを切りつければ、不満を解消できると考えた』として犯行に及んだという。川栄と入山を守ったために負傷したアルバイトの警備員はかなりの重傷を負ったというだけに、重い罪が下されることになりそうだ」(司法担当記者)

 次回公判は来年1月8日に同地裁で行われるが、まだまだ結審までは時間がかかりそうだ。