新設ラッシュや内容拡充が止まらない! 株主優待株で儲けるための最新ニュース

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日経平均が1万7000円台まで上昇した今、頭の隅に置いておきたいのが急落などへの備え。こうした不慮の下げに強いのが株主優待株だ。今回は新設や拡充から権利月や単元数の変更まで知っておきたい株主優待株の最新トレンドをお届け。

景気回復で外食大手の優待がグレードアップ!
健康コーポのM&Aで超高利回り優待も誕生

 優待を拡充する企業が多かった2014年。今発売中のダイヤモンド・ザイ1月号には、毎年恒例の株主優待ランキングの大特集が掲載されているが、その人気順位にも大異変が起きている。

 中でも注目を浴びたのが、年に2回も株主優待拡充を発表したダイヤモンドダイニング(3073)だ。100株保有での株主優待は、5000マイル(1マイル=1円相当)→6000マイル→8000マイルと、1年で1.6倍にアップ。

 株主優待ブロガーのかすみちゃんは、
「流行の高級居酒屋などを経営していて業績も好調。キャピタルゲインも獲得できそう」と期待する。

 外食産業では、ほかにクリエイト・レストランツHD(3387)が3分割と同時に株主優待割引券を拡充し、株主優待+配当利回りは約6%にまで上昇した。回転ずしのくらコーポレーション(2695)も、株主優待内容をグレードアップ。どちらも業績も好調だ。

「ライザップ」で話題の健康コーポレーション(2928)と傘下の2社は、株主優待の拡充・新設でも注目を集めた。まず健康コーポが株主優待をこれまでの3倍に拡充。また2014年に傘下入りしたSDエンターテイメント(4650)も株主優待を1.8倍に拡充した。さらに、同じく傘下のイデアインターナショナル(3140)が株主優待を新設。傘下2社の株主優待利回りは、いずれも10%以上と超高利回りだ。

「一連の大盤振る舞いの意図がどこにあるのかも気になっています」(v-com2さん)

カゴメなど権利確定月が12月になる銘柄が続出!
単元株数変更で100株単位になり株主優待新設も

 海外で一般的な12月決算に揃えようと、決算期を3月末から12月末に変更する企業が増えている。それに伴って、2014年にはカゴメ(2811)やJT(2914)、など、人気株主優待銘柄の権利確定月が変更になった。

「その際、JTは3、9、12月と年に3回の株主優待を行なうことになりました」(夕凪さん)。

 決算期変更により権利確定月が変わるケースは今後も予想されるので、株主優待株の売買の前には必ずチェックしよう。

「少ない投資金額でも株主優待を手にできる」と株主優待投資家に歓迎されているのが、単元株数を1000株から100株への引き下げるのに合わせて新たに100株での株主優待を導入するという流れ。2014年にはキリンHD(2503)が単元株数を100株に変更すると同時に、100株でもらえる株主優待を新設した。

「1000株単位の時は140万円程度必要でしたが、100株単位になり株主優待ももらえるので14万円台でOKというのはうれしいです」(かすみちゃん)

 下値リスクを抑えつつ、株を始めたいなら、ダイヤモンド・ザイ1月号を見ながら、お気に入りの株主優待株を探してみてはいかがだろうか。10万円台で買える銘柄も満載だ。

*ダイヤモンド・ザイ2015年1月号より抜粋