最終日意地を見せつけた藤田寛之!(撮影:岩本芳弘)

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<カシオワールドオープン 最終日◇30日◇Kochi 黒潮カントリークラブ◇(7,315ヤード・パー72)>
 
「カシオは得意コース。ここで勝って賞金を決めたい」と大会前に高らかに謳い上げた小田孔明だったが、結果14位タイ。最終日に賞金王を争う藤田寛之にかわされ後塵に排した。

 今大会の結果により、賞金王の行方は最終戦の「JTカップ」にもつれ込むこととなった。賞金王の目を残すのは藤田、小田、近藤共弘、岩田寛の4人で以下が各選手の賞金王の条件だ。最終戦にもつれ込んだといっても、藤田、近藤、岩田の3人は優勝が必須。
1位・小田孔明(条件:優勝で確定。または藤田、近藤、岩田が優勝出来なかった場合)
2位・藤田寛之(条件:優勝)
3位・近藤共弘(条件:優勝、かつ小田が2位タイ以下)
4位・岩田寛(条件:優勝、かつ小田が4位タイ以下)
 藤田はJTを展望を「追う立場だからまずは自分がやらないと始まらない。その上で孔明はどう関わってくるか」と話したが、「2012年のようなゴルフは出来ない。1番嫌いなやり方だけど、痛み止めの注射を打って、とりあえず左肩の痛みをとってもらう」と体の状態は決してよくない。
 だが目の前でやすやすと賞金王を獲られるのは納得いかないようで、「“孔明が得意なコースで決めてやる”って言っていたけど、決められなくて残念」と意地悪な物言いをしたあとに「(孔明の得意コースで)最終日に6アンダーを出した藤田寛之を思い出させたい」とプレッシャーをかけるような発言が飛び出した。 
 優勝しかない状態だが、最後の最後まで自身の発言でツアー盛り上げようとする姿勢はさすがだ。絶対的不利な状況、そして体の状態が最悪ななかで“本当に勝つかもしれない”と思わせてくれる選手は藤田だけではないか。
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