テレサ・ルーが最終戦を制した!(撮影:米山聡明)

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<LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 最終日◇30日◇宮崎カントリークラブ(6,428ヤード・パー72)>
 雨が降りしきる中、決着は18ホールではつかずプレーオフへ。20ホールをラウンドし、今季最後の勝者となったのは今季の「日本女子オープン」覇者、テレサ・ルー(台湾)だった。

 
 ルーは出だしこそボギーとしたが「まだ17ホールあるので」と心に波風を立てずプレーを続行。「ラインの読みが合わなかった」とスコアを伸ばせなかったが、穴井詩との18番で行われたプレーオフ2ホール目に5メートルのフックラインを決め、メジャー連勝を決めた。ルーはツアー通算4勝目、メジャーを連覇したのは2009年の諸見里しのぶ以来。台湾人では1983年のト・アギョク以来となる。
 勝負を決めたときは「ホッとしました。長い1日でした」と安堵したというルー。優勝は考えておらず、「自分のベストを尽くし、一生懸命やっただけ」と笑顔で話した。このコースはグリーンが高麗。「台湾では高麗グリーンのコースが多い。慣れてるから、グリーン周りの難しいラフも気にならなかった」ことを大きな勝因に挙げた。
 この勝利で5年のシードを獲得。ルーは06年から09年までは米国ツアーを主戦場にしていたが「食べ物が合わない」などの理由で日本ツアーへ。再び米国を主戦場にする気はないそうで「皆優しいし、移動がラクだし、食べ物が美味しい。日本最高です」と日本ツアーに骨を埋めるつもりだという。
 優勝賞金2,500万円を獲得し、賞金ランクは女王のアン・ソンジュに続き2位に。来季は「平均ストローク60台を出す」のが目標だと言う。今季、平均ストロークの1位は70,1324のアンでこれは2012年の全美貞の記録を塗り替えたツアー新記録。来季、ルーはこの記録の更新を狙いにいくという。「パットもショットも全部良くないとダメ、この数字が下がれば優勝もできる」、オフの間に更なるレベルアップをはかり“女王超え”を目指す。
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