8月16日、フランス・リーグアンのバスティア対パリ・サンジェルマン戦の試合後に、バスティアのブランドン選手が相手チームのチアゴ・モッタ選手を暴行した件でフランス裁判所は28日、ブランドン選手に1ヶ月の有罪判決を下した。

この事件は、試合後のロッカールームでブランドン選手がモッタ選手に頭突きをし鼻を骨折させたもの。問題発覚後、フランスリーグはブランドン選手に6ヶ月の出場停止処分を発表していた。



日曜日にテレビ出演し、暴力行為について深く反省と謝罪をしたブランドン選手だが、モッタ選手に対し試合後に犯行をほのめかすような言動をしたこともあり計画性も疑われ、刑事裁判により検察側は8ヶ月の懲役と1万5000ユーロ(約220万円)の罰金を求刑。裁判所は最終的に1ヶ月の有罪と2万ユーロ(約294万円)の罰金を命じた。

1ヶ月間刑務所に入る可能性もあるブランドン選手だが、フランスメディアは社会奉仕活動などに従事することで収監を逃れる可能性が高いと報じている。