26日の試合で2安打と活躍した余品萱選手=中華民国野球協会提供

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(台北 27日 中央社)台湾の高校野球のトーナメント大会「黒豹旗」は26日、台中などで7試合が行われ、女子選手を主力とする士林高商(台北市)が師大付中(同)を11−7で破り、初めての2回戦進出を決めた。

士林高商は、昨年の第1回「黒豹旗」初戦を7回コールドで落とした弱小校だったが、今年は女子選手を9人もメンバーに加えて再出発を目指す。

この日はリードされると同点に追いつく粘り強さを見せ、1点を追う9回に5点を奪って勝ち越した。先発出場した女子選手8人のうち、4番を打った余品萱さんが2安打をマークし、1番打者でありながら9回2死から登板した巫ショウ瑜さんは三振で試合を締めくくった。(ショウ=捷のてへんを女へんに)

今年の「黒豹旗」には過去最多の137チームが出場し、12月21日に決勝が行われる。

(林宏翰/編集:羅友辰)