電子マネーをクレジットカードでチャージして、クレジットカードのポイントをもらい、その電子マネーを店舗で使って、電子マネーのポイントをもらう。こうやって両方のポイントをうまく獲得するのがポイント二重取りの方法。Suicananacoで二重取りする方法は前回の「ポイントを多重取りするためのクレカ×電子マネー<その1>」を参考に。今回はWAONと楽天Edyについて紹介しよう。

 まずWAONのチャージポイントが付くのは、イオン系のクレジットカード『イオンカードセレクト』のみ。このカードはクレジット機能に加え、イオン銀行のキャッシュカード機能やWAONの機能も備えているので、1枚で3役をこなしてくれる。このカードでイオン銀行口座からWAONをチャージすると200円ごとに1WAONポイントが貯まる。そしてイオンやマックスバリュ、ミニストップなどのイオンの加盟店のほか、ミニストップやファミリーマート、吉野屋などのWAONの加盟店で利用すると、200円ごとに1WAONポイントが貯まって、ポイントの二重取りができる。

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WAONはスーパーで利用できるのでポイントが貯めやすい

 毎月10日はWAONポイントが5倍、毎月5日・15日・25日はWAONポイントが2倍など、ポイントアップの設定日が多いので、ポイントが貯まりやすいのがWAONの魅力。自宅の最寄りスーパーがイオン系の人なら、持っておいて損はない。先日、イオンの完全子会社化が発表された「ダイエー」でも、201423日から順次、WAONの決済システムが導入されている。「ダイエー」の屋号はなくなることは寂しい限りだが、WAONポイントが付くスーパーが増えることは、ポイントをより多く獲得できる点では有効だ。

 そして楽天Edyのチャージポイントは、『楽天カード』で付くと思いきや、これが付かない……。チャージポイントが付くクレカには、リクルートカードVisa』や『SoftBankカード』、『NTTグループカード』、『シティ リワード カード』などがある。

 これらのクレジットカードで楽天Edyをチャージして、セブン-イレブンやローソン、ファミリーマート、マツモトキヨシ、ガストなどの加盟店で楽天Edyを利用すれば、200円で1ポイントが貯まる。このポイントは基本的には楽天スーパーポイントだが、Android端末のおサイフケータイの場合は「Edyでポイント」として、楽天スーパーポイント以外にも、複数のポイントから好きなものを選ぶことができる。

 私はANAマイラーなのでANAマイルを貯めているが、PontaEdyでコイン(GREE)、WALLET ポイント、Tポイント、ヨドバシ ゴールドポイント、丸井のエポスポイント、ベルメゾン・ポイント、ビックカメラのビックポイント、NEXCO中日本のプレミアムドライバーズカード ショッピングポイント、マツモトキヨシのEdy deマツキヨポイント、エディオンポイントの中から選べる。これだけあれば、貯めているポイントが1つや2つは見つかるはずだ。

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おサイフケータイの場合は様々なポイントから好きなものを選んで貯められる

 そんな楽天Edyと組み合わせるべきは『リクルートカードVisa』だ。年会費永年無料のカードながら1.2%と高水準のポイントが付くので、お得に二重取りを楽しむことができるだろう。

 クレジットカードのチャージポイントと電子マネーのポイントで二重取りする仕組みが完成したら、ぜひもうひとつ上の段階のポイント三重取りに挑戦して欲しい。方法はいたって簡単で、二重取りできる仕組みの店舗で、ポイントカードのTカードやPontaカード、Rポイントカードを提示するだけ。

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共通ポイントのメジャーどころ3つ。今後、ますます勢力争いが激しくなりそう

 ただ電子マネーとポイントカードの両方が使えないとポイントが効率的に貯まらないので、よく利用するお店のパターンを覚えておくと便利! 例えば、ローソンなら楽天Edyで支払ってPontaポイントを100円に付き1ポイント獲得。ファミリーマートの場合はWAONもしくは楽天Edyで支払ってTカードを見せることで、200円に付き1Tポイントが貯まる。サークルKサンクスなら楽天Edyで支払ってRポイントカードを提示で100円に付き1楽天スーパーポイントがゲットできる、といった具合だ。

 私の場合は最寄りのスーパーがマルエツなので、支払い時にTカードをしっかり提示しているのだが、男性の場合、意外とTカードを持っていない人が多い。そんな人を見ると、スーパーでポイントが貯まるのがいかにお得か説明したくなる。だって1か月の食費を3万円と考えると、イオン系のスーパーなら300円分、Tカード加盟店のスーパーだと150円分のポイントが貯められる。しかもポイントアップの日をうまく活用すると、この金額が倍にも5倍にもアップされるのだ。とはいえ男性でそこまでしっかり計算して食材を買い物されると、それはそれでやや引くかもしれないが……。

 2015年10月に予定されていた消費増税は先送りになったけど、20174月には消費税10%時代がやってくる。今からポイント二重取りの仕組み作りをしておいて、増税のダメージを少なくするっていうのもアリなのでは?

文/綿谷禎子