26日放送、TBS「NEWS23」では「石川遼 23歳の現在地」と題し、プロゴルファー・石川遼へ同局アナウンサー・古谷有美が聞き手を務めたインタビューの模様が放送された。

27日からスタートする「カシオワールドオープン」で4週連続の試合となる石川は、疲労について訊かれても「全然大丈夫です」と余裕の表情を見せた。

その理由について「葉子が普段は一緒にゴルフやる時はもちろんプレーします、お互いに。でも今回はサポートしてくれる」と話し、キャディに妹・葉子を起用したダンロップフェニックスを振り返ると、石川は「キャディと選手っていう関係ではない。本当に兄弟、そのまんまでゴルフやってる感じ」と続け、ストレスフリーな状態で試合に臨めた手応えを口にした。

また、「手に入れたいもの」という質問に対し「優勝トロフィー。マスターズですね。1Hの横に優勝トロフィーが置いてあったりする。そのトロフィーをゲットしているという自分を想像しながらやってますよね」と語った石川。「捨てたい物」という問いには、「常識」とフリップに書くと「このホールではドライバーではなく(アイアンで)刻むのが常識なんだなってなりますよね。そういうものを取っ払いたい。やっぱり周りの常識に合わせるほうが楽ですよね。気持ち的にも。自分の常識、自分の信念を大切にしたい」と語った。

さらに、ライバル・松山英樹に言及すると「英樹は1年目で優勝する。あれだけ早いという部分では常識を覆してきている選手。そこは非常に悔しい」という石川は、同オープンを目前に「1番から18番まで全部バーディを狙っていく。それが今週のテーマなんで。18H中何個バーディが取れるか」と意気込んだ。