「ブラピからのアドバイスを守りたい」大作映画『フューリー』、ローガン・ラーマン、インタビュー
「もっとも尊敬している俳優はブラッド・ピットさんなんだ」と告白したのは、そのブラッド・ピット(50)が製作総指揮と主演を務める大作『フューリー』に出演しているローガン・ラーマン(22)。

 今月15日にブラッドと共に来日し、記者会見で彼に「ローガンが演じた役が一番大変だったと思う」と言わしめた、第二次世界大戦末期、ナチスドイツと戦車フューリー(意味:激しい怒り)で戦うチームを描いた本作で、新兵ノーマンを熱演しているローガンを直撃しました。

◆役作りのために戦車の中で寝泊まりも!

 ローガンは2000年にメル・ギブソン主演の『パトリオット』で映画デビュー。年齢的にはまだ若い彼ですが、『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』シリーズでの主演などキャリアは十分。

 そんな彼が心血を注いだ特別な作品と断言しているのが『フューリー』です。

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「だんだん年齢を重ねてきて、複雑な役柄も来るようになりました。若い俳優に与えられる役というのは、正直、似たような役が多いんです。

 でも今回はまったく新しい分野でしたし、戦場について何も知らなかった新兵が、たった1日で兵士に変貌するという難しい役でした。

 ノーマンを演じることにはとても情熱を感じましたし、挑戦しがいがありました」。

 圧倒的なリアリティで迫る本作。来日会見ではブラッドも「生々しく臨場感のある映画で、まるで兵士になって戦争を体験している錯覚を起こす作品です。

 精神的にも肉体的にも追いつめられる兵士たちの過酷な状況を描くことができたと思いますし、普遍的な物語になったと思います」と胸を張っていました。

 本作の撮影では本物の戦車を使用。さらには“精神的にも肉体的にも追いつめられる”経験を主要キャストに求め、撮影前のトレーニング期間を設けただけでなく、総仕上げとなる最後の1週間には、本物の兵士さながらのブートキャンプが。

「戦車の中で寝泊まりしましたし、外で寝ることもありました。ブラッドさんが演じる指揮官率いるチームの5人には家族のような結束が必要なので、キャンプには5人で協力して成功させなければならないタスク(任務)が課せられました。

たとえば、大きな樽があり、それに100ポンドを超えるような水が入っていて、傍に自転車とロープがあります。この状態から、樽を10分で300ヤード離れたところまで水をこぼさず、樽を地面につけずに運べといったようなものです。

これはもう無理難題で、どうやっても成功できないんです。すると罰としてフィールドを何周も走らされたり、寝ているところをひっくり返されて起こされたりするんです。

このタスクは、そもそも最初から無理な内容で、みんなをイラつかせたり、それを経て結束力を高めたりするのが目的なんです」。

 過酷なブートキャンプだったと首をすくめたローガンですが、主要キャストを「本当の家族のよう」に変え、ノーマンを理解するプロセスとして非常に役だったと振り返りました。

◆ブラッド・ピットからのアドバイスを守っていきたい

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 さて、本作で俳優としてさらなる成長を遂げたローガン。主演のブラッドはもともと憧れの人だったとか。

「私の大好きな作品の多くに彼が出演していますし、とても役柄の幅が広く、ずっと憧れでした。なかでも尊敬しているのは、常に最高の監督たちと組んでいることです。

彼はとても謙虚で心が広い方で、現場で先輩風を吹かせたり、いろいろと言うタイプではありません。ただ『これからもいいフィルムメーカー、監督と組んで行けよ』というアドバイスはもらいました。守っていきたいと心に留めています」。