ダンディな画家の人物像がわかる展示も!横浜美術館「ホイッスラー展」

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19世紀後半から20世紀のはじめにかけて、日本の美術・工芸品に魅了された西洋のアーティストは多いけれど、「ジャポニズムの巨匠」と呼ばれた画家と言えば?

それは、19世紀後半にヨーロッパで活躍したアメリカ人画家、ジェームス・マクニール・ホイッスラー。横浜美術館で12月6日(土)から2015年3月1日(日)まで開催される「ホイッスラー展」は、その作品を、アメリカ、イギリス、フランスの20ヵ所以上の美術館などから130点も集めた、国内で過去最大級の展覧会! 初期から晩年までの代表作が勢揃いした展示は、もちろん見応え十分だけど、今回はホイッスラーの人物像が分かる展示も。 

作品だけでなく、生前に持っていた東洋の陶磁器や、彼が影響を受けたとされる浮世絵なども展示されているから、実際の絵の中でどう描かれたかを見つけるのも楽しそう。また、絵のタイトルに「シンフォニー」や「ノクターン」など音楽的な言葉を使うようになったことと関連して、12月22日(月)から24日(水)までの3日間は、館内で室内楽のコンサートも開催されるとか。また、この3日はクリスマス・ナイトミュージアムとして20時まで開館し、18時以降に入場の先着100名に特製ポストカードのプレゼントも!

「人物画や風景画などを多彩なタッチで描くホイッスラーは、また多才な人でもありました。今回は本人が使っていた愛用品も展示されるのですが、メガネなどは直線的なカットと細いフレームが、今どきのオシャレな若者風です。彼は美意識が高くダンディな人物としても知られ、ファッションにも興味があったようですね。絵のモデルの衣装も、自らデザインしたと言われています」と、広報担当者さん。

さらに、横浜美術館の向かいにあるマークイズみなとみらいでは、代表作のひとつ「ホワイトガール」にちなんで、作品をイメージした「ホワイトイルミネーション」を設置。ホイッスラーの美意識が、21世紀のイルミネーションにも生かれされているというわけ。そんなダンディな巨匠の傑作を、イルミとともに楽しんでみてはいかが?