中国メディア・環球網は24日、中国の大手検索エンジン開発企業・百度(Baidu)が以前発表したスマート自転車「Dubike」について、このほど同社が専用ページを開設し、その詳細について公開したことを報じた。(写真は環球網の24日付報道の画面キャプチャ)

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 中国メディア・環球網は24日、中国の大手検索エンジン開発企業・百度(Baidu)が以前発表したスマート自転車「Dubike」について、このほど同社が専用ページを開設し、その詳細について公開したことを報じた。

 記事は、専用ページではDubike専用アプリの機能を紹介する動画を見ることができるほか、その設計図についても閲覧することができると伝えた。

 そして、専用アプリと自転車に取り付けられたセンサーが連動し、各種健康関連データの追跡を行うことが可能であると紹介。また、自転車には道路ナビゲーションシステムも搭載されており、どの道を選ぶべきかを示してくれるとし、「走行中にユーザーがスマートフォンで調べる必要がない」と説明した。

 このほか、Dubikeにはブレーキランプまで取り付けられているほか、走行中にはすべての車載電子アクセサリーを充電することも可能だという。

 記事は、日常的に発生する自転車の盗難問題についても、リアルタイムで自転車の位置を把握するシステムを搭載していることで、簡単に自転車と「犯人」を見つけることができるとした。さらに、SNS機能によってユーザーどうしでルートのシェアも可能であると紹介した。

 百度は今年9月にも「汚染物質を含む油を検知する」という「スマート箸」を発表するなど、ユニークなスマートデバイスの開発に取り組んでいる。Dubikeの具体的な発売日は明らかになっていないが、今年末までにはリリースされるのではないかとの噂もあるようだ。(編集担当:今関忠馬)(写真は環球網の24日付報道の画面キャプチャ)