<カシオワールドオープン 事前情報◇26日◇Kochi 黒潮カントリークラブ◇(7,315ヤード・パー72)>
 国内男子ツアーも残すところあと2戦。賞金王争いも佳境を迎えた。国内女子ツアーは先週の「エリエールレディスオープン」終了時点でアン・ソンジュ(韓国)の賞金女王が確定したが、男子ツアーも今週開幕する「カシオワールドオープン」で小田孔明が優勝すれば、最終戦を待たずして賞金王の戴冠となる。
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 2008、2009年と連覇の経験がある得意コースを前に小田は「この試合で勝って賞金王を決めたい。それだけ好きなコースだし、今の自分のゴルフが出来れば勝てると思っている」と自信をのぞかせる。しかし強気な言葉は不安の裏返し。「日本シリーズでドキドキしたくない」と“今大会優勝”“賞金王”というワードを自分に言い聞かせている。先週の「ダンロップフェニックス」終了後、腹痛により病院直行したという小田。腸が腫れていたといい、ここ2〜3日は食事も満足に出来なかった。「(藤田に対する)ストレス腸炎かな」と本人はおどけるが、試合への影響が気になるところだ。
 そんな小田に対し「食事が出来なくてパワーが落ちれば、ティショットの距離が近づく。それくらいハンデをもらってもいいでしょ!この試合は(お互いにとって)キーポイントですよ」と話すのは藤田寛之。しかし、「自分の思い通りにいかないコース。自分は最高順位で7位で苦手ですね。」とコースとの相性は良くないと感じている。今大会で賞金王を決められたくない藤田だが、自分で阻止するのは難しいというのが本音だろう。
 小田が今大会で賞金王を是が非でも決めたいのには得意コースというだけでなくもうひとつ理由がある。もし、最終戦までもつれ込めばメディア、世間は勝負を煽るために“藤田の1発逆転”を期待する声が大きくなるだろう。そうなると小田にとっては完全にアウェイ状態に。1700万円差をつけ有利の状況にあるが、なんとしても得意コースできっちり決めておきたいところだ。「1日6〜7つバーディを獲って、毎日5アンダーを目指したい」と力強く語り、優勝を狙うと誓った。
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