Engadget Fes: 新生VAIO初のタブレット試作機に触れる。250ppiの高精細液晶、視差の小さいスタイラスも魅力

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Engadget Fes 秋葉原 2014 Winter のフューチャーラウンジでは、VAIO 株式会社が「未完成を、共有します。」と高らかに宣言する試作機 VAIO Prototype Tablet PC を展示していました。

ソニーのPC 部門売却によって誕生したVAIO 社では初のWindows タブレット製品。クリエーター向けをうたい、Adobe RGBカバー率95%以上の12.3型250ppi ディスプレイや、視差の小さいスタイラスの採用などが特徴です。会場より実物写真をお届けします。
Engadget Fes で展示されたPrototype Tablet PCは、今年の10月4日(米国時間)に米国で開催された Adobe MAX 2014 でVAIO 社が初披露したもの。

主な仕様は Intel Core i7 Hシリーズプロセッサ(4コア8スレ)、Intel Iris Pro グラフィック、USB 3.0 x 2、HDMI x 1、SDXCカードスロット(UHS-II)、ヘッドホン出力、Mini Display Port x 1、Windows 8.1 Proなど。

ディスプレイには Adobe RGBカバー率 95%以上の12.3型Over Full-HD (2560 x 1704、アスペクト比3:2)液晶を採用。画素密度は250ppiに達し、顔を近づけてもドットがほとんど視認できないほど高精細です。視野角も広く斜めから見ても色があまり変わりません。

背面にスタンドを備え自立できます。

チルト角度は無段階で柔軟な角度調整が可能です。

上から見たVAIO Prototype Tablet。4コア8スレッドのIntel Core i7 Hシリーズを搭載しながらボディは薄く仕上がっています。

外付けのキーボードカバーと併用すればノートPCのように使えます。

側面にはスタイラスを固定可能。

クリエイター向けを謳うこだわりとして、スタイラスで書いた位置と実際に描画される位置のずれ、いわゆる視差を小さくしています。これは液晶パネルとタッチパネルの間にジェルを充填して空気層を無くすことで実現したもので、VAIO は「まるで紙に描くような視差の小ささを実現した」としています。

実際にスタイラスで線を描いてみると、表示のズレが少なく書き心地は素晴らしいです。ただアドビ Illustratorで試した範囲では、ペンで書いてから表示されるまで若干のタイムラグが残ることが気になりました。

すでにVAIO Prototype Tablet PC への関心は高いようで、12月6日(土)開催の「VAIO Prototype Tablet PC トークショー&参考展示」は満員御礼となっています。

現在は開発中で発売時期も未定ですが、ブースの担当者からは「2015年には発売すると思う」と説明がありました。