ユアテックスタジアム仙台で開催されたベガルタ仙台とセレッソ大阪の試合で、南野拓実選手がピッチ上で暴言を放っているように見える一幕があった。

ゴール前の決定的場面でシュートを外した南野選手に、パスが回ってこなかったチームメイトのカカウ選手がすかさずクレーム。これにカチンときたのか、南野選手はカカウが後ろを向いた後、捨て台詞を吐き捨てた。

南野選手の口の動きからは「うるさいんじゃボケ」と言っているようにも見え、ただならぬ緊迫感を醸し出している。テレビ中継でもこの場面がリプレイされてしまった。

現在J1降格圏ギリギリで苦しんでいるセレッソ大阪は、この日のベガルタ戦に敗れれば降格決定という非常に難しい試合だっただけに、選手たちは重圧を感じていたのかもしれない。



この試合で引き分け、何とか次節へと希望をつないだセレッソだが、シーズン前の「フォルラン6億円獲得」や、“セレ女”といった女性ファン急増のプロモーションなど、Jリーグの盛り上げに十分貢献しながらも、成績不振により岡野雅夫代表取締役社長がシーズン途中で辞任するなど暗いニュースが続いており、今後の建て直しに期待が集まっている。