中島健人が佐々木希らのエロ攻撃を受けまくる『黒服物語』に、ファン「耐えられない!」
<ジャニヲタ歴20年・みきーるのJ-ウォッチ>

 古来から日本には、“滝行”と呼ばれる苦行があります。

 なかでも、真冬に滝に打たれる“寒中滝行”という修行は、その過酷さからハンパなくメンタルが鍛えられるだろうと言われています。

 そして、ジャニヲタ、なかでも中島健人さん(Sexy Zone)のファンにとって“寒中滝行”とも言えるドラマが『黒服物語』なのです。

◆『黒服物語』は、ジャニヲタにとって“寒中滝行”!?

『黒服物語』は、医大受験に挫折した青年・小川彰(中島さん)がキャバクラで黒服となり、その道を極めていく姿を描いた作品です。

 彰のまわりには、No.1キャバ嬢・杏子(佐々木希さん)、問題児の美樹(AKB柏木由紀さん)、小悪魔っぽい聖子(AKB入山杏奈さん)ら、いずれ劣らぬ美女たちがひしめいています。

 これだけでも心に冷や水を浴びせられた感じですが、なにせ彼女らはキャバ嬢です。胸元もあらわなドレス姿で彰をからかったり、意地悪したり、ときには甘えてみたりもする。だいぶ心臓に悪い展開です。

 そもそも『黒服物語』が放送されている“金曜ナイトドラマ”は、金曜深夜23時過ぎ〜という時間帯もあいまって、ちょっとセクシーな番組が好まれる枠でもあります。同枠で放送された人気作品には、『特命係長 只野仁』シリーズ(高橋克典さん主演・最高視聴率17%)、『サラリーマン金太郎』(永井大さん主演・同13.8%)などが挙げられます(※)。

 この2作品は、いずれもサービス精神旺盛なセクシャルシーンが盛り込まれており、この采配も高視聴率に影響したと思われます。

 そこへもってきての『黒服物語』です。

 で、実は女優陣のお色気合戦もさることながら、「抱いて?」だの「背中のファスナー下ろして?」だの、壮絶な逆セクハラをピュアに受けとめる彰こそが、いちばんエロスにあふれていたりするのです。

 胸の谷間にかこまれる中島健人さんを見て、「いやっ! こんなの耐えられない!」とチャンネルを変えてしまったジャニヲタさんも多かろうと思います。

◆ひどい目に遭う中島健人に感じるエロス

 しかし、もうちょっとがんばって滝に打たれていると、本作品の真意というか醍醐味が見えてきます。

 3分に1回は先輩黒服にブン殴られ、ドカンガッシャーン! っとカウンターに叩きつけられる彰。

 激おこの父親にも張り倒される彰。

 キャバ嬢をかばってナイフで刺される彰。

 元同級生に格差いじめをされ顔をゆがめる彰。

 いろいろと辛くってシャワーを浴びながらボロ泣きする彰。

 さんざんヒドイ目に遭いながらも、決して穢れぬその瞳。

 中島健人さんは、生まれながらに黒目がちでイノセントな瞳をもった人です。その輝きは、いたぶられるほどいや増して、ついには強い力を放ちます。

 その目力に宿る、なんとエレガントなエロティシズム!

 被虐の末に実るエロの果実をもぎとれるのは、やっぱり健人さんだけなのです。

 思えば、『BAD BOYS J』、『銀の匙』と、ハードな状況にたたき込まれたお坊ちゃんが、たくましく成長するさまを演じ続けてきた健人さん。

『黒服物語』は、同じ系譜にありながら、“大人の男”としてのステップアップも求められる難易度高めのコンテンツと言えます。

 でもきっと、最終回には麗しく育った“彰”がしこたま酔わせてくれるに違いない……。

 今しばし、気合いを入れて滝に打たれていようと思うのです。

『黒服物語』公式サイトhttp://www.tv-asahi.co.jp/kurofuku/
毎週金曜23時15分〜テレビ朝日系で放送中。
※出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/11/06 23:26 UTC 版)
映画『BAD BOYS J』公式サイトhttp://bbj-movie.com/
映画『銀の匙』公式サイトhttp://www.ginsaji-movie.com/

<TEXT/みきーる ILLUSTRATION/二平瑞樹>

【みきーる】
編集者&ライター。出版社勤務を経て、2000年に独立。ふだんは『週刊アスキー』などパソコン誌や女性誌、ウェブサイトで編集・執筆。著作に『ひみつのジャニヲタ』(カバーイラスト・江口寿史)『ジャニヲタあるある』『ジャニヲタあるある フレッシュ』『ジャニヲタ談話室!』など(イラストはいずれも二平瑞樹)。ジャニヲタ歴は、約20年。KinKi Kidsの担当に始まり、現在はグループを問わず応援する“事務所担”。mixiコミュニティ“ジャニーズチケットお見合い処”管理人。Twitterアカウント:@mikiru