日本株が再び上昇を開始した今、初めて投資をしようと思っているならコストが安く値動きがわかりやすいインデックス投信&ETF(上場投資信託)がぴったり。11月21日発売のダイヤモンド・ザイ1月号では、大人気の株主優待ランキングに加え、日本株型や外国株型、バランス型などのインデックス投信とETFの大特集を掲載している。その中から今回はインデックス投信とETFの仕組みとともに日本株に投資するオススメの投信&ETFを紹介しよう。

値動きがわかりやすい上に低コスト、
そして少額から買えるメリットも!

 投資家から資産を預かって運用してくれる投信には、株や債券などの市場全体の動きを示す指数に連動するインデックス型と、指数を上回ることを目指すアクティブ型がある。インデックス型は販売手数料や運用にかかるコストが安い。

★インデックス投信&ETFのメリット3つ
(1)運用にかかる費用や販売コストが安い!
(2)代表的な指数に連動するため動きがわかりやすい!
(3)1万円などの少ない資金で幅広い投資先に分散できる!

 そして、インデックス投信には、株のように市場に上場しているETF(上場投資信託)がある。投信は1日に1度しか値が付かないのに対し、ETFは場中に価格が変動し、相場を見ながら売買できる。ただし、インデックス投信は1万円以上1円単位などで購入額が自分で決められて積み立てもできるが、ETFは価格×売買単位で買わなければいけない。ただ、最近は1万円以下で買えるETFも多い。

 インデックス投信は販売手数料ゼロで買えるものが多く、ETFも売買手数料がネット証券を中心に低い。初心者はインデックス投信で、場中の取引に慣れている人は株と同じように買えるETFがベストだ。

 販売会社については、投信はそれぞれの投信ごとに販社が異なる。ただし、証券会社だけでなく銀行でも買えるケースがある。一方のETFは、株の一種なのですべての証券会社で買えるが銀行では買えない。

日本を代表する会社をまとめ買い!
年に1回分配金を出すETFもある

 日本株型は、日本人取っては資産を増やしていくためには不可欠。野球で言えばヒットはもちろん長打も狙うことができる3番バッターのような存在だ。株型なので、変動リスクはあるものの、大きな上昇が期待できるのだ。

 日本株型には、大きく分けて日経平均とTOPIXに連動するタイプがある。日経平均は日経新聞が選んだ日本を代表する225銘柄、TOPIXは東証1部の全銘柄(約1600銘柄)で構成されている。多くの銘柄に投資しているため、TOPIXのほうがやや値動きが小さい傾向がある。

 ここでは、インデックス投信では日経平均に連動する2本とTOPIXに連動するタイプを1本、ETFでもそれぞれ各1本を紹介しよう。

 インデックス投信の中で、日経225ノーロードオープンとSMT TOPIXインデックス・オープンは取り扱っているすべての販社で販売手数料ゼロ。三井住友・225オープンも三井住友銀行などで販売手数料ゼロだ。*下記画像をクリックするとそれぞれの直近の基準価額がご覧になれます。

 ETFのiシェアーズ日経225ETF(1329)は、最低投資額が1万6000円台と安くお手頃だ。TOPIX連動型上場投資信託(1306)の最低投資額も1万4000円と安い。2本とも年1回分配金を出している。*下記画像をクリックするとそれぞれの直近の基準価額がご覧になれます。

 このほかにも、日経平均とTOPIX以外でも、ROE(株主資本利益率)に着目したJPX400に連動するインデックス型などもある。

 日本株に投資してみたいけれども、どの銘柄に投資していいかわからない初心者は、日本株全体の値動きに慣れるために、まずはインデックス投信やETFを買ってみよう。

*ダイヤモンド・ザイ2015年1月号(11月21日発売)より抜粋。