さて、ここからどうやって作るのか?

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 弁当男子にお馴染みのおにぎり。毎朝炊きたてのごはんで作っている人もいるのでは? でも正直、手が汚れるのが面倒だし、衛生的にもどうなの……? そんな人におすすめなのが、今秋になって注目度急上昇中の斬新なおにぎり、名づけて「おにぎらず」。

 名前の通り、おにぎりなのに「にぎらない」のがポイント。ネット上にも多種多様な「おにぎらず」のレシピが上がっています。今回はNAVERまとめ「おにぎりなのに握らない!『おにぎらず』がめちゃカワイイ♥」を参考に「おにぎらず」作りに挑戦してみました。

材料(1人前)ごはん……お茶碗1杯分焼き海苔(のり巻き用の大きいもの)……1枚好みの具……適量



 普通のおにぎりとほぼ同じ材料ですが、海苔選びのみ気をつけて! 手巻き寿司やのり巻きなどを作るときに使う大きな焼き海苔を用意します。具は色合いとガッツリ感を重視して、焼き鮭や焼き豚、レタスを使用することにしました。夕飯の残りの揚げ物やきんぴらごぼうなどのお惣菜も合うそうです。

作り方



1.海苔の上にごはんを乗せる。



2.ごはんの上に具(ほぐした焼き鮭)を乗せる。



3.海苔を折り畳む。折り紙感覚で角を対角線状に折り曲げてみた。



4.飛び出した角も内側に折り込み、ひっくり返す。



5.半分に切ったら完成。にぎらないで済むため、手が汚れず嬉しい。

焼き豚とレタスもう1種類!





 今度は具を焼き豚とレタスにして作ってみました。具の上にさらにごはんを乗せると、切ったときに断面がきれいな層になるのでおすすめです。



 レタスの緑色がアクセントになってイイ感じ! できあがった「おにぎらず」をフードパックに詰めてみました。サンドイッチのようでオシャレです。さらにラップでくるむと、手を汚さずに食べられます。

 おにぎらずは具を入れる面積が広いぶん、普通のおにぎりには入らないような大きめの具も入ります。具材が見えるので視覚的にも楽しめますよ。

 今回、家庭で作るおにぎりの具としてはあまり使わない、焼き豚+レタスの組み合わせでも作ってみましたが、某ファーストフード店のライスバーガーのようで、クセになる味でした。

 新感覚のにぎらないおにぎり「おにぎらず」、紅葉狩りやドライブのおともに作ってみてはいかがでしょうか。

(文・写真/姫野ケイ)