あれスマホが故障? スマホを壊しやすい人にありがちな行動

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スマホは、従来型の携帯電話(ガラケー)に比べて画面や本体が大きく、薄く、そして重い。普通に考えれば、ガラケーよりも破損はしやすいだろう。
スマホは、いわゆる2年縛りの分割で契約している人がほとんどだが、2年を待たずにスマホが壊れてしまったと言う人も多い。

筆者の知り合いでも、2年経っていないのに、すでに2度も修理に出すという人がいる。

壊れてしまうのか、壊してしまうのか……。
スマホを壊しやすい使い方を見直してみよう。

●スマホの置き場所を決めていない人は壊しやすい?
部屋の中で、スマホの置き場所を決めていない人は、うっかり事故を起こしやすい。
たとえば、場所をきめていないと、ついテーブルの端に置いたスマホをうっかり落として破損してしまうとか。ソファーに置いたスマホの上にうっかり座って画面を割ってしまうとか。
スマホを置いておく“定位置”を決めておけば、このような事故は未然に防ぐことができる。

なお、バッグに入れるときも同じだ。
バッグ内の定位置を決めずに無造作に入れておくと、バッグの中でスマホとほかのモノがぶつかったり、スマホを取り出す際にバッグの中をかき分ける時にほかのモノとぶつかったりして、破損することがある。バッグの中には、キーや金属などがあったりするからだ。
インナーポケットやスマホケースに入れておくなど、バッグ内の定位置に収納していれば、破損も防げて、サッと取り出せる。

●宴会の席でのスマホを使いっぱなしにする人は壊しやすい?
これからの季節、忘年会などの飲み会も多くなる。宴会の席でスマホを扱うのは危険だ。酔っ払って手元が怪しくなり、写メを撮ろうとしてビールや鍋の中にスマホを落下させてしまうという最悪の事態も起こりえる。
また、お座敷のお店では、席をたった後に同席者にスマホを踏まれて破損などというケースもある。
お酒の席でのスマホ利用は、破損だけでなく、紛失の危険もあるので、なるべく出しっ放しにせずにカバンにしまうようにしよう。
なお、宴会の席でなくても、飲食店などでも、テーブルにスマホを置いておくのは避けたい。飲み物をこぼしたり、テーブルから落としたりする危険があるからだ。

●胸ポケットや尻ポケットにスマホを入れる人は壊しやすい?
今さらと思われるかもしれないが、ポケットにスマホを入れるのも、スマホを壊しやすい使い方の1つだ。
胸ポケットの場合、
しゃがんだりしたときにポケットからスマホがスルッと落下してしまう可能性がある。トイレなどでは、水没という重大な事態にもつながりかねない。
また、胸ポケットに入れておくと汗による湿気が悪影響を及ぼすこともあるので注意しよう。

もっと危険なのが、長財布感覚で尻ポケットに入れるケースだ。座る際にうっかりスマホ上に乗って座ってしまうと、画面が割れたり、本体が歪んだりすることもある。

●濡れた手で操作や水回りでも無頓着に使う人は故障などを起こしやすい
スマホを濡れた手で持ったり、水回りで無造作に使ったりする人も、スマホトラブルを起こしやすい。
インドアではキッチンや洗面所、アウトドアでは海や山などの「水」回りでの利用は気をつけたい。
これからの季節だと、スキーなど寒冷地では、屋外と屋内の温度差は大きく異なる。そのような場所では結露が起こりやすく、スマホ内部に水滴が溜まるケースもあるので注意が必要だ。また、車のドリンクホルダーにスマホを置くのも実は危険だ。エアコンから吹き出す温風や冷風がスマホに直に当たると、これも結露の原因となるからだ。

●スマホをなげちゃう?そもそもスマホの扱いが乱暴な人
言うまでもないが、精密機械のスマホを乱暴に扱えば、当然壊れる可能性は高くなる。
人によって扱い方は差があるが、スマホは精密機器だとうことをお忘れなく。
特に充電端子は大事な部分なので、ホコリを溜めたり、無理に充電コードを抜き差ししたり、すれば破損する可能性がある。

あとありがちなのが、ソファーやベッドなどにスマホを投げる行為だ。
いくらクッションがあるからといってもスマホにダメージはある。また弾んで床に落下する可能性もあるからだ。

さて、思い当たることはなかっただろうか?
ちょっとスマホの扱いを見直して、破損や故障から、スマホを守ろう。