<ダンロップフェニックス 2日目◇21日◇フェニックスカントリークラブ(7,027ヤード・パー71)>
 8アンダーで迎えた最終18番ホール。松山英樹が4番アイアンで放った残り240ヤードのセカンドはもう少しでアルバトロスというスーパーショット。30センチのイーグルパットはお先に決めてトータル10アンダーとし、今大会の主役が単独首位に躍り出た。
松山英樹、新ドライバー投入「一番ハマった」ラスト一本
 ハーフターン直後の10番ホール終了後に同伴の藤本佳則が棄権すると、今季マスターズ2位の21歳ジョーダン・スピース(米国)との2サムラウンドとなった。「マッチプレーではないので」とPGAツアーでの同年代ライバルのスコアを気にすることはなかったが、スピースが10番、11番と連続バーディを奪うと、松山も11番、12番で連続バーディとするなど競い合うようにスコアを伸ばした。
 最終ホールのティグラウンドでは「明日も一緒かな?」とスピースと談笑。「計算したらジョーダンはイーグルが必要だった(笑)」と笑いあったが、松山のあとにセカンドショットを放ったスピースも約239ヤードを21度のハイブリッドで1メートルにつける会心のショットを披露。スピースもイーグル締めを果たし、最終組対決を実現させて見せた。これには松山も「ちょっと体調が悪いみたいだけど、ここまでスコアを出してくるのはすごい」と目を丸くした。
 これから何十年も競い合うライバルとなる、松山とスピース。アテストエリアではスピースもサムアップで松山の好プレーを称えた。だが、母国でのそれもホスト大会のタイトルを簡単に渡すわけにはいかない。「今はこの試合で勝つことしか考えていない。(スピースに)感心してばかりでは負けてしまうと思うので、自分も相手を感心させるくらいのプレーをしたい」。
 10月の米国PGAツアー開幕から思うようにかみ合ってこなかったショットとパット。「今ちょうどいい感じになってきたのかなと思う。あと2日間この順位でいくことができれば最高ですね」。PGAツアーの新星が優勝争いの中で激突する3日目。世界も注目するムービングデーとなる。
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