キリンビールの中川紅子さん(左)とセブン&アイ・ホールディングスの吉村典子さん(右)

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キリンビールとセブン&アイ・ホールディングスは2014年11月19日、共同開発した若者向けの発泡酒「キリン フレビア レモン&ホップ」の発表会を都内で開催した。

「ホップのさわやかな香りをレモンが引きたてる、フレーバービアスタイルの発泡酒」というコンセプトで開発された、新しいビール類の商品だ。

「さわやかな感じですごく飲みやすい」

20〜30代をメインターゲットに設定し、従来の苦いビールが得意でない人でも楽しめる「ちょうどいい飲みやすさ」を目指した。キリンビールのビール類で培った醸造技術と、「氷結」など缶チューハイのブレンド技術とを融合することにより誕生した「次世代の発泡酒」だという。

柑橘類と相性のよいアロマの香りが豊かなカスケードホップを使用した発泡酒に、シチリア産レモン果汁を配合し、麦のコクや甘みがありながら苦みはほとんどなく、発泡酒ならではのキレと爽快感のある味わいに仕上げた。アルコール度数はウイークデーの夜でも飲みやすいようにと3%だ。パッケージは女性の手にも収まる「スリムグラスボトル」を新たに開発し、飲用時のスタイルにもこだわった。

キリンビール・マーケティング部開発担当の中川紅子さんは、若年層のビールの飲用量が年々下がって来ているのがビール会社の課題の一つであるとして、「ビールって楽しい、おいしいねとか、もっと気軽に飲んでほしいと思って開発を始めました。ビールが苦手な方も好きな方も、どんどん試してほしい」と製品化を実現した背景とともに、発売にむけての意気込みを語った。

セブン&アイ・ホールディングス酒部門マーチャンダイザーの吉村典子さんは

「『ちょっと甘い』『お酒っぽくない』という男性社員からの反対意見もあったが、アンケートや調査の段階で自信を持って味を決めることができた」

と胸を張った。

発表会では20代の男女6人が若者を代表して、普段の飲酒状況などを壇上で語り、「キリン フレビア レモン&ホップ」を試飲すると、「これはヤバいっす!」「さわやかな感じですごく飲みやすくて、苦手なビール独特の苦みとにおいが全然ない」と感想を口にしていた。

11月25日からセブンイレブン、イトーヨーカドー、ヨークベニマルなど約1万7300店舗で販売を始める。容量は300ミリリットルで価格は213円(税込)。